こころとからだ

頻尿・尿漏れ。

以前からある不思議な傾向なのですが、同じご質問・ご相談を同時期に複数の方から受けることが多いです。

この1週間くらいで「頻尿・尿漏れ」についてのご質問を、4-5名の方からいただきました。

「頻尿・尿漏れ」は、東洋的には「腎の弱り」です。

西洋的にも「腎臓」は尿をつくる臓器なので、関わりが深そうですね。

ただ、東洋的な「腎」と西洋的な「腎臓」は、イコールではありません。

東洋的な「腎」とは特定の物体を指すものではなく「エネルギーの種類」です。

自然界に存在するエネルギーを5つの種類に分類したものを「五行」と呼びます。

五行の「水」のエネルギーで人体に作用しているものを「腎」と呼ぶそうです。

では「水(腎)」のエネルギーとは?

いろいろな表現方法がありますが。

「深く内側に向かうエネルギー」

それが「水(腎)」のエネルギーです。

「深く内側に向かうエネルギー」が人体に作用すると、なにが起こるでしょうか。

ギューッと縮こまりそうですね。

そういうことにしておきましょう。

ギューッと縮こまるようなときに、腎を使う。

ギューッと縮こまりすぎると、腎を消耗する。

では、ギューッと縮こまるのは、どんなとき?

たとえば、寒いとき。

ということは、寒さ・冷えのストレスが過剰だと、腎が消耗します。

あとは、どうでしょうか。

恐怖を感じているときも、ギューッと縮こまりますね。

ということは、不安・恐れが過剰なときも、腎が消耗します。

あとは、どうでしょうか。

我慢をする・踏ん張る・こらえる・忍耐力を発揮する。

そういうときって、「ギューッ」っとなるイメージないですか?

踏ん張る・こらえるを擬音で表現すると、たぶん「ふわっ」にはならないですよね。

「にゅるっ」にも「ビヨーン」にもならないと思うんです。

踏ん張る・こらえるは「ギューッ」っぽくないでしょうか。

っぽいですね。

っぽいということで、進みます。

「ギューッぽいこと全般」に「腎」のエネルギーが作用しています。

「ギューッぽいこと」のひとつに、「踏ん張る・こらえる」があるのですね。

ところで、「尿を膀胱に蓄えておく」とか「尿が出ないように我慢する」って、「ギューッ」っぽくないですか。

っぽいですよね。

なので、「尿を膀胱に蓄えておく力が弱い=頻尿」は「腎の弱り」なのです。

「尿が出ないように我慢する力が弱い=尿漏れ」も「腎の弱り」なのです。

ではなぜ、腎気(ギューッのエネルギー)が弱くなってしまったのか。

可能性は2つあります。

①腎を消耗している

②腎を充電できていない

まず①です。

腎を消耗するとは、どういうことか。

「ギューッと収縮するエネルギー」を消耗している、ということです。

さっきも書きましたが、

・冷えすぎ

・恐れすぎ

・我慢忍耐しすぎ

も、可能性のひとつです。

あとは「集中」も「ギューッ」なんですよね。

現代人に多いのは、スマホ・パソコン。

長時間の使用によって、腎を消耗しやすい。

そして②

腎を充電するには、どうしたらいいのか。

1番は、睡眠です。

睡眠不足・睡眠が浅いと、腎の充電が不足しやすくなります。

睡眠じゃなくても、心身がしっかりリラックスできる休息も、腎の充電になります。

「ちょっと手が空いたら、スマホを観る」

それは休息にはなっていません。

運動も大事ですね。

適度に「ギューッ」っと筋肉を使う運動。

「適度」というのが、ポイントです。

「過度」になってしまうと、消耗するので。

エネルギーは適度に使ってあげられると、活性化します。

過度に使うと消耗するし、使わなさすぎても衰えます。

あとは、ケアによって腎を養生する方法もありますね。

・・・ということで、本題です。

皆さん、カラダの中に、腎が活性化しているかどうかを見極めるポイントとなる部位があるのですが、どこだと思いますか。

そうです。

尻です。

「腎気=生命力・精力」でもあるのですが、基本的に若い(=生命力が強い)人ほど、お尻はプリッとしていることが多いですね。

年齢を重ねていくと(=生命力が弱ってくると)、お尻はヘタってくることが多い。

そういえば来月から第3期のオンライン美尻塾がスタートします(強引に繋げた)

<2/8(木)スタート>第3期オンライン美尻塾

今回はトレーニングよりもケアを中心にする予定なのですが、「美尻づくりのためのケア=腎の養生」でもあります。

「腎弱ってる感じするなぁ。自分でケアして活性化させる方法みにつけたいなぁ」という方、ご連絡ください♪

最近僕に「頻尿・尿漏れ」のご相談をされた皆さんは、全員強制参加です。

受付〆切は1/31(水)です。

水(腎)に限らず、陰陽五行の法則を日常的・実践的に活かす方法を楽しく笑いながら学んでみたい、という方には、↓のオンライン講座がオススメです。

2/9(金)・10(土)谷田・照喜名コラボ陰陽五行講座

こちらの受付〆切は2/6(火)です。

僕は施術においては、腎養生(充電)のサポートを土台にしています。

ほとんどの人は消耗しているし、生命力の象徴でもあるからです。

じっくり深く腎を養生するアプローチ(手あて)を対面講座で習得したい方は、↓がオススメです。

◆<4月スタート>触れるの探究6か月コース

講座を受講していただけると嬉しいですが、受講されなくても↑の方に腎養生のヒントをご紹介したので、気になったことがあれば取り組んでみてくださいね。

また今後の記事で腎養生の方法もご紹介したいと思います。

ではでは。