前回の記事で、うつとセロトニンの関係について書きました。
うつで1番大切なことは「待つ」ことだと思います。
心配で、不安で、なんとかしてあげたくて。
それもすごくわかるのですが、そのエネルギーも伝わってしまい。
それが焦りになり、より自分を責め、追い込んでしまうことにもなりかねない。
うつ状態のときに最も救われるのは、「信頼」のエネルギーで接してもらえること。
「待つ=信頼」です。
では「待つ」に専念して、なにもしない方がいいのか?
そうも思いません。
どっちやねん!
どっちも、です。
「待つ」がベースなのですが、その上でできる範囲ではたらきかけもしてみる。
「待つ」がベースのはたらきかけって、「結果を焦らない・結果に執着しない」ということです。
そして、サポート側も「心身を消耗しない」方法がいいですね。
で、昨日はうつ症状と関係が深いとされるセロトニンを増やすための楽にできる(と僕が感じる)方法をご紹介しました。
今日はまた別の方法を。
うつ症状に限らず、慢性的な心身の不調でお悩みの方にオススメすることがある方法です。
それは「場を調える。」
◆不要物を処分する
要らないもの・合わないものがあると、場が澱(よど)みます。
不要物は思い切って処分して、モノを減らし、場をスッキリさせましょう
◆整理整頓・掃除
不要物を処分して場がスッキリしたら、残ったものを整理整頓したり掃除をしたりすると、より場のエネルギーが調うかもしれません。
・・・とベタなことを書きましたが、不要物の処分・整理整頓・掃除って、苦手な人も多いですよね。
苦手なことを義務にしてしまうと、それがまた新たなストレスになってしまいます。
なので、気が進まないことはスルーしてください。
「場を調える。」ために、ほかにできること。
お客さんにご提案するとき「3つのチカラ」を借りることが多いです。
1.モノのチカラ
よくあるものでいうと、「盛り塩」とかですね。
あとは、お守り・お札など(神社仏閣系)。
絵や写真などのアート作品。
植物。
その他パワーグッズ系。
などなど。
その場に合う(必要な)モノを置くだけで、場が調うことがあります。
細かくいうと、「どこに置くか」によっても変わりますね。
2.音のチカラ
音のエネルギーで空間が調うこともあります。
3.香りのチカラ
香りのエネルギーで空間が調うこともあります。
アロマとかお香とか。
もちろん、その場に調和するかどうか、が大切です。
調和しているかどうかを、どう判断するのか?
感覚です。
モノを置いてみて、音を流してみて、香りを漂わせてみて、その場がより心地いい空気感になるかどうか。
それを感覚で判断するしかありません。
なにが合うのか、合わないのかは、その場のエネルギーやそこに住んでいる人のエネルギーによっても変わるので、一概にコレ!とは言い切れません。
が、「音のチカラ」系でお客さんに合っていてオススメすることが多いものをひとつご紹介します。
コレです↓
永平寺の般若心経。
「これを流しておくと、場が調う」
という例が、多いのです。
気が向いたら試してみてください。
ちなみにセロトニン活性を高めるための120bpmのリズムは人に聴かせる(反応させる)のが目的でした。
が、場を調えるために音を流すのは、人にではなく場に向かって音を流すので、人がいてもいなくても大丈夫です。
とはいえ、般若心経をフルボリュームで流し続けるのは、ちょっとアレですよね笑。
最小限の「ボリューム1」で大丈夫です。
人の耳にとどかなくても、空間にはちゃんと影響しますから。
場を調える、自宅でいうとまず優先的に調えたいのは、寝室かなと思います。
睡眠をとる場・空間が調っているかどうかって、心身の健康状態にかなり大きく影響するので。
モノや音や香り、場が調うかどうか、いろいろ試してみてください。
調ったかどうか、どうやってわかるか。
なんか居心地がよくなります。
呼吸が楽になったり、地に足がつく感じがしたり、ストレッチをすると可動域が大きくなったり。
なにかを試してみる前後で、からだの反応の違いを感じてみるといいですね。
それでもわからなければ、僕の方で場を調えるために相性の合うものをチェックしてご提案することもできます。
ご希望の方は、施術・セッションの際にリクエストしてくださいね。
調った場にいると、当然心身の調子も調いやすくなります。
「無理なく消耗せずできる範囲で、場を調える。」
気が向いたら、試してみてください。
<オンライン(Zoom)>講座案内
<東京>講座案内
◆<4月スタート>触れるの探究6か月コース
※満席(キャンセル待ち)
<東京都外>出張施術・出張講座案内

