3時間×4回の陰陽五行講座、その1回目をおととい開催しました。
1回目の主な内容は<陰陽>と<木気>について。
ストレスを違う言葉で表現すると「偏った状態」です。
具体的になにがどう偏っているのか、というのは、ストレスの種類によって変わるのですが。
根本的には「陰陽バランスが偏っている=陰陽不調和が起こっている」というところに集約されます。
陰陽不調和を調和された状態に近づけていくには、どうしたらいいのか?
そして、五行の「木(モク)」のエネルギーについて。
まずは、言葉で説明をしました。
「木」って、こんな感じのエネルギーですよって。
言葉による説明で「木」のイメージが理解できたら、そのイメージを体感覚で再現してもらいます。
次に、中庸な「木」のエネルギーを、言語ではなく手あてによって身体に馴染ませていきます。
言葉による説明を聴いて「アタマ」で理解した、「木」のエネルギー。
手あてによって「カラダ」で実感した、「木」のエネルギー。
違うのか、違わないのか。
どうやら、違ったようです。
以下、講座後にいただいたご感想の一部です。
本日の気づきとしては、
<木気を過大評価していた>
ということかもしれません。
わたし的に、
「木気=すっごいウキウキワクワクするもの」
と思っていたんですが、
実は、ずっと目の前にあったのかもしれないなーと
歳を重ねると刺激に対する感覚が鈍ってしまいがちですが、今日の体感覚を忘れないようにしたいと思っています。
↑のSさんは昨年開催した陰陽五行のオンライン講座にもご参加いただいており、五行に関する基本的な情報はすでにご存知なのです。
が、オンラインで、主に言語による情報からイメージされていた「木」と、実際に体感した「木」に、ギャップがあったと。
このご感想は、僕にとってもすごく大きな気づきになりました。
今後はオンラインでの開催でも、言葉だけではなくもっと体感を大切にしようと。
3時間の講座の後なのに、疲れるどころか気が巡っているのか、元気になっていることに気づきました。
ルンルンでショッピングに出かけています。
わたしも「木気」はもっとワクワクしたものだと思っていました。
ワクワク度が大き過ぎると、木気が過剰になり、疲弊してしまうかもしれませんよね〜
穏やかな状態の「木気」の方が持続性がありそうな気がします。
この心地良い「木気」を馴染ませていきたいと思います
↑は今回の対面講座の開催をリクエストいただいたMさんからのご感想。
先ほどのSさん同様、これまで持っていた「木」のイメージは強すぎたんだ、ということに気づかれたようです。
「アタマ」で捉えているイメージと「カラダ」での実感にギャップがあると、五行の本質が腑に落ちていかない。かもしれません。
知識を感覚に落とし込む、という順番よりも、まず感覚ありきでそこに知識を乗せて具体化していく、という方が、五行(東洋哲学)の学びには適している。かもしれません。
東洋医学の勉強をするのは初めてだったので凄く新鮮な感じでリラックスして聴くことができました!
現代は実と虚に揺さぶられ過ぎていて肝心の中庸の感覚が足りていないなとつくづく感じましたし、何をするにも中庸の感覚が大事だと感じました!
でもその感覚を意識していないと自分を失いそうだなとも思ったので、まずは木の中庸を意識してみます😁
Oさんとは今回が初対面だったのですが、すごく穏やかな方で話しやすい場をつくってくださいました。
「中庸=ちょうどいい」
という表現もできるとおもうのですが、Oさんのご感想で書かれている通り、「ちょうどいい」のゾーンを外れてしまうことが多い現代です。
やりすぎて、消耗する。
その波が大きければ大きいほど不安定になります。
例えばSNSの発信だと、インパクトのある強刺激じゃないと、注目してもらえない。
だから、盛るのがが当たり前になってしまう。
みる方も、インパクトのある刺激じゃないと、物足りなさを感じてしまう。
じゃあ自分にとっての「ちょうどいい」って、どこなんだろう?
それはアタマで考えるものではなく、カラダで感じるものです。
今回の講座では、五行それぞれのエネルギーの「ちょうどいい」を体感していただきたいと思っています。
昨日東京に入ったばっかりの時は、街を見渡し、歩きながらも”わーーーっと興奮するワクワク”が大きかったのですが、昨日ホテルについたときは、確かに疲れてて
今日の帰り道は”自然とムクムク”っと穏やかに湧き上がってくるワクワクを感じていて、今2日間の旅の終わりに昨日より疲れていないことにビックリしてます!!
今日のセミナー受講中、その時間そのものが、私の”湧き出てくるムクムクワクワク”で気が巡っていた状態だったような気がします
身体で体感することができ、思い切って現地に足を運んでよかったなと、心と身体が喜んでます!
Yさんは、なんと九州からのご参加!
「この講座のためにわざわざ?!」
とかなり恐縮していたのですが。
「東京でほかにもいろいろ行きたいところもあるので。」
と。
それならよかった。
肩の荷がおりました笑
「ちょうどいい(中庸)」を超えた興奮・ワクワクも、人生の楽しみのひとつですよね。
なのでそれが悪い、というわけではないのですが、反動で疲れもくる。
自然に気が巡った「ちょうどいい」状態は、心身ともにととのい安定した、快適な状態です。
その状態を体感していただけて、よかったです。
1回目の講座を開催し、そして皆さんからいただいたご感想による気づき。
それは、先ほども書きましたが、
「アタマでつくられたイメージとカラダで感じた感覚に、ギャップがあることが多い」
ということ。
「腑に落ちる」って、「感覚として浸透する」ということなんです。
が、アタマで知識として学習したものが、身体感覚とはズレた状態で入ってしまうことがある。
実際に↑のご感想をいただいたSさんとMさんも、「木」についての知識はあったけれども、身体感覚としての「木」とはズレがあった。
せっかく学んだことが感覚的にズレて吸収されているのだとしたら、もったいないですよね。
そのズレを防ぐために、まず身体感覚を大切にして、その感覚に知識を浸透させていくような学びが提供できるといいなぁと思っています。
残りの3回も楽しみです。
ちなみに同じテーマの対面講座を、6月末にも予定しています。
3時間×4回ではなく、6時間×2回ですが。
こちらはまだ受付中ですので、「体感型陰陽五行」もしご興味があれば、ともに学びましょう!