こころとからだ

2年越しの連絡。

2年前のちょうど今頃。

「不登校になった高1息子の施術をお願いしたい。」

と、お母様からご連絡をいただきました。

4-5回ほど、施術をさせてもらいました。

そして、そこから丸2年経った、一昨日。

そのお母様からご連絡が。

よかった!

僕は「学校に行けるようになるため」の施術をしたわけではありません。

カラダには、エネルギー(気)が巡っています。

その巡りが滞っているところを探し、その滞りが解け、また巡りはじめるように、手あてでサポートをしただけ。

滞っている場所も、カラダに教えてもらいます。

カラダはサインを出してくれているので、僕はそれを感じて、カラダからの指示に従って実行するだけ。

学校に行くか行かないかは、生きるための手段のひとつでしかありません。

そこを目的にしてしまうと、ブレてしまう。

カラダの気が巡りはじめれば、その時のその人に必要なことが起こりはじめてきます。

僕はただそのサポートがしたいだけなのです。

T君が学校に行けるようになった、目標が見つかって大学進学も決まった。

その「結果」がうれしいのではなく、T君がT君らしさを発揮できるようになったことがうれしい。

不登校で悩んでいた時期も、T君らしさを発揮するための「演出」だったのかもしれません。

人生の脚本って、なかなかアタマで思い描く通りにいくことばかりではないですが、だからこそ味わい深くなるのでしょうね。

それにしても、お母様。

今度は「キックボクシングで怪我をしないか」が、心配になっているんですね。

母の愛情って、なんていうか、沁みますね。