こころとからだ

カラダの猶予期間

まず見えないところ(自覚できないところ)から異変が発生します。

それに気づかずしばらく放置していると、
そのうちに見えるところ(自覚できるところ)にも症状が発生してきます。

無自覚の症状⇒自覚症状までの間は<カラダの猶予期間>みたいなものです。

昨日のお客さんは、
耳に見えないシャッターを下ろしてしまっている状態でした。

そうなる前に、友人の超絶ネガティブな話を長時間聴き続けたそうです。

本能的に

「これ以上ネガティブエネルギーを食らい続けるとヤバい!」と判断し、

自分を守るために見えないシャッターを下ろしたのだと思います。

見えないシャッターを下ろした状態は、耳の奥の方にこわばりがある状態です。

その方は普段からカラダと向き合っている繊細な感覚をお持ちの方だったので、
「なんかマズいぞ」と察知して、
施術を受けにきてくださったのですが。

気づけずに見えないシャッターが下りた状態を長期間放置し続けていると、
そのうち猶予期間が終わり、
わかりやすい自覚症状として出てくることがあります。

耳でいうと、難聴とか耳鳴りとかめまいとか。

そうなってくると、
改善までに時間を要することが多くなってきます。

そして、運よく自覚症状だけ改善できたとしても、
その奥にある無自覚の症状(見えないシャッター)まで改善してあげないと、
遅かれ早かれ同じことを繰り返してしまいます。

「元気だったのに、急に体調を大きく崩した」

ほんとうは、そんなことはないのです。

自覚としては元気なつもりだったけど、
実はカラダの猶予期間だっただけかもしれない。

僕の施術は見える症状(自覚症状)というよりは見えない症状(無自覚な症状)へのアプローチに重きを置いていて、
昨日でいうと、耳の奥の見えないシャッターを解除するような施術をしました。

それってとても大切なことだと思っているのですが、
残念ながら効果がわかりづらい笑

「なんかスッキリしました」くらい。

電気やガスの安全点検をする仕事より、
燃えてしまった火事を消す仕事の方が、
効果がわかりやすいしありがたみもありますもんね。

火事を消す方が華やかでもちろん必要な仕事でもあるんですけど、
僕はそうならないように安全点検をする方の仕事をしていきたいと思っています。

そういうものに わたしはなりたい。

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◆お客さまの声


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