こころとからだ

「ちゃんと」の裏側にある、満たされなかったもの

10年以上の付き合いがある、同業者男性のMさん。

久しぶりにご連絡をいただき、オンラインセッションで相談したいことがあると。

数年前から体力の低下⇒疲れやすくなった実感があり、それが年々ひどくなっている。

痛風発作のような症状もあり、不意に足に激痛が走ることがある。

というような体調面でのお悩み。

具体的にお話しをお聴きしながら、同時にカラダの反応もみていきます。

すると、「栄養」と「メンタル」にストレス反応が。

栄養は、具体的には「ミネラル不足」

「サプリで補った方がいい」という反応だったので、ネット通販で購入できる相性の合うミネラルサプリをご紹介。

そして、メンタル。

「ちゃんとしなきゃ。」にストレス反応。

Mさん、知り合ったばかりの頃は親しみやすいぽっちゃり体型だったのですが、現在はシュッと引き締まったカッコいい体型に。

「お客さんのお手本になるような体型に」ということで、食をコントロールし、ジムにも通われているそう。

いやぁ、すごいなぁ。

それでしっかり結果も出ているし。

体型管理だけではなく、技術面でもよりレベルアップしていくための挑戦を続けられています。

プロ意識、高し。

問題どころか、素晴らしいことです。

が、カラダからは「ちゃんとしなきゃ。」へのストレス反応がある。

じゃあ、ちゃんとしない方がいいってこと?

プロ意識を控えめにして、もっとテキトーに仕事をした方がいいってこと?

・・・カラダから、「そうではない」という反応。

じゃあ、なに?

話をしながらカラダの反応をより深掘りしていくと・・・

「お母さん」

そのワードにストレス反応がありました。

なるほど、そういうことか。

「Mさん、答えづらい質問かもしれませんが・・・お母さんとの関係性はどうですか?」

「・・・あまり良くないです。」

そうですよね。

母との関係がこじれた原因、そしてそれが母との関係だけに留まらず、これまでの恋愛においても悪影響を及ぼしてきたこと。

そういうことを、話してくれました。

おそらくそういう事情も影響して、「母性愛」的なものが満たされていないように感じたんですね。

「プロ意識、高し。」のエネルギーは、「父性」の方。

土台に母性があってこそ、父性は本来のエネルギーを発揮しやすくなる。

ですが、Mさんは土台の母性が満たされていない状態で、父性を発揮し続けてきた。

それで少しずつバランスが崩れてきてしまったのかもしれません。

満たされていない母性と、しっかり発揮してきた父性。

調和させるには、父性をゆるめる方ではなく、母性を満たしていく方がいいと。

そういうカラダの反応。

だからって今さら実の母親にどうこうしてもらおう、というのも現実的ではない。

ということで、いまのMさんが現実的に実践可能な「母性を満たしていく」方法をご提案しました。

結構多いように感じるんですよ。

仕事ができる・仕事をがんばっている男性で、父性優位で母性が満たされていない人。

そういう人は、攻撃的になりやすい。

その攻撃性が他人に向くと、パワハラ・モラハラ男に。

でもMさんのように優しい人は、その攻撃性が自分に向いてしまうことが多い。

自分に厳しくしすぎて、自分を責めすぎてしまう。

プロ意識が高いのは、素晴らしいこと。

でも母性が満たされていないと、偏ってしまう。

その状態で仕事を頑張れば頑張るほど、どんどん偏ってしまう。

すると少しずつ心身が蝕まれてしまう。

だから、高いプロ意識で仕事を頑張るのはとても素晴らしいことなのですが、それと同じかそれ以上に土台としての母性を満たすことにも取り組んでほしい。

母性が満たされることで、もっと安定して質の高い父性を発揮しやすくなりますから。

少しずつ母性が満たされていき、安定感が増してバージョンアップしていくMさんのこれからが楽しみです。