1週間ほど前、SNSに動画をUPしました。
元々ここに1年以上前から載せているものですが、
字幕を付け足して投稿しなおしました。
すると、↓のようなご感想をいただきました。
↑の動画では、僕が仕事において、というよりも人生において大切にしていきたいことを語っているのですが、お2人にはそこに共鳴・共感いただけたようで、とてもうれしいです。
そして10日ほど前には、↓の投稿を。
↑にも書いているのですが、テレビを観ていてたまたま放送されていた「能」に深く引き込まれてしまい、そんなつもりはなかったのに1時間以上も視聴を続けてしまったのです。
そして、うちの店の近くには、国立能楽堂がある。
これはもう、行くしかない!
さっそく調べてみると、1番近い日のチケットがギリギリ残っている。
でもその日時は、施術の予約が入っていました。
またの機会にしよう。
・・・と思っていたら!
翌日、その日時に予約をいただいていた方から、ご連絡が。
「予約の日時を変更したいのですが」
絶妙なタイミングで、スケジュールが空いたのです。
これは!
これはもう、観に行くしかない!
チケットもギリギリ残っているし!
・・・ということで、行ってきました。
で、能楽堂入口の目の前に、こんなお店を発見。
チーズケーキとカレーですって?!
どちらも大好物ではないか。
ということで、迷わずIN
美味しかったです~。
お近くにお越しの際は、ぜひ。
うちの施術を受けていただいたあとだと、なおうれしいです♪
そして、いよいよ。
中庭
収容人数は約600人らしいのですが、平日の真昼間にも関わらず満席でした。
昔の言葉(古語?)が使われるので、不勉強な僕には流れがほとんど理解できません。
それでもパンフレット等を購入しあらすじや流れを頭に入れておく、という下準備は、あえてしませんでした。
そして職業的にどうしても動き・からだの使い方の分析などをしたくなってしまうのですが、それもあえてしませんでした。
つまりなるべくあたまを使わずに、ただ感じてみようと。
演者さんたちから発せられる「気」や、それによってつくられる「場」
そういったものを、あたまで分析せず、ただただ感じてみようと。
冒頭でご紹介したMさんのご感想のような感覚。
Mさんは「ピアノの音色が沁み込んだ感じ」と表現されていますが。
僕もね、さっきも書きましたが、あたまで分析しようとせず、感覚にゆだねてみたんです。
「能を浴びる」という感じ。
能を浴びつづけて、どうなったのか。
<かなり深い瞑想状態>のような感じになりました。
ただただ深い静寂に包まれるような。
包まれるというか、深く沁み込んでくるような。
心地がいい。
とても心地がいい。
リピート確定です。
今現在、観終わって2時間くらい経過したところなのですが。
まだ、からだの深いところに心地いい感覚が残っています。
すごいですね。
ほんとうにすごい。
もちろん合う合わないは人それぞれだと思いますが。
いまの僕には、すごく合う。
この記事の冒頭でご紹介した動画の中で話している「青の感覚」にスイッチを入れてくれる。
そんな感じがします。
すみませんね、論理的な感想じゃなくて。
あえて分析しなかったので。
でも分析しようとしたところで、やっぱりうまく言語化はできなかった気がします。
何言ってるかわからないし、動きも音も地味だし、以前の僕だったらただただ退屈に感じていたと思います。
でもこういう表面的なインパクトはなくても、むしろそこを放棄したからこその奥深さ、みたいなものを少しは感じ取れるようになってきたようで。
まさか自分が能楽に深い関心を抱くようになるなんて。
こんな「まさか」は、人生をより味わい深いものにしてくれますね。
数年後には今の自分からは想像もできない「まさかのなにか」にハマる可能性もあるわけですからね。
楽しみだなぁ。