昨夜はオンラインヒーリングの無料説明・体験会でした。
20名弱くらいの方にご参加いただきました。
オンライン・画面越しに相手のカラダに影響を及ぼすことが、
ほんとうにできるのか？
まずその話から。
経験則・感性ベースになってしまうのですが。
遠隔ヒーリングって特殊能力のように思われがちですが、
まったくそんなことはありません。
特に意識していないだけで、
日常の中で誰でも当たり前に使っている・感じているものです。
できるかできないか、ではなく。
気づくか気づかないか、です。
僕は整体施術を自分なりに追究していく過程で、
少しずつ経験的に気づいていきました。
限られた時間内でしたが、
まずはそういう話を。
ほんとうはあと1時間くらい話したかった笑
その後、実際に遠隔ヒーリングを受けていただきました。
やはり限られた時間だったので、短時間・即効性重視。
後屈や肩や首の可動域調整を。
最近は即効性を狙った施術はほとんどしていなくて、
ほぼ「じっくり系」です。
遠隔ヒーリングもリアル施術の延長にあると僕は感じているので、
普段の施術でやっていないことをいきなりやろうとしても、
ちょっとしっくりこない。
無料体験会とはいえ、もっと時間をとって、
普段大切にしている自分のスタイルで提供した方がよかったなぁと。
不完全燃焼でした。
それでも変化を感じていただけた方もいました。
「一瞬で首が楽になってビックリしました！」
とのご感想もいただきました。
一方で、「何も変わらなかった」という方も。
もちろん僕の力不足でもあるのですが。
それでも、
「なんらかの働きかけ」をされているわけなので、
「快」か「不快」かいずれかの反応はあるはずなんですね。
微細な反応だとしても。
もちろん「相性」も存在するので、
すべての人にとって僕のヒーリングが「快」だとは限りません。
でも相性が合わないなら「不快」を感じるはず。
でも、
どちらも感じないということは、
カラダの微細な反応を感じられなくなっている、
ということなのかもしれません。
わたしたちは誰でも、
強弱の差はあれど、
「バリア」を張って生きています。
違う言い方だと「見えない鎧」をまとっています。
外部からのすべての刺激を繊細に感じ取っていたら、
身が持ちません。
それこそ「不快」な刺激もたくさんあるので。
「不快」から身を守る必要もある。
そんな理由で、誰でも鎧をまとって生きています。
その鎧。
自分を守るために必要でもあるのですが。
そのせいで感覚を鈍らせてしまうことにもなります。
鎧が分厚くなればなるほど、
感覚の繊細さも失われていく。
あとは、単純に疲れます。
鎧をまとった状態は「素の自分」ではなく、
常に負荷がかかった状態なので。
それがずっと続くと、重くなるんです。
ココロもカラダも。
ジワジワと疲労が蓄積されていきます。
現実的にこの社会を生きていく上で、
どうしても鎧が必要になる場面も少なからず。
なので、それが悪いというわけではありません。
ただ、
不要なときには鎧を脱げる自分でいないと、
感覚も鈍る一方だし、
ココロもカラダも重くなり、
疲労が蓄積していってしまう。
だから、
「鎧を脱ぎ捨てて、素の自分に戻る時間」も、
意識的につくってほしいなと思います。
僕はその時間を提供したくて、
リアル施術やオンラインヒーリングをおこなっています。
もちろん、僕の施術じゃなくてもいいんですよ。
方法は無数にあります。
自分に合った方法で、鎧を脱ぎ捨てる時間をつくっていただきたいなと。
長い期間、鎧をまといつづけていると。
どこまでが素の自分で、どこからが鎧なのか。
が、わからなくなってきます。
鎧と自分を同一化してしまう。
その状態になっていると、
鎧が外れていくことに恐怖を感じることもあります。
「鎧＝自分」な状態なので、
「鎧が外れる＝自分がなくなる」みたいな感覚になる。
あとはずっと鎧によって自分を守ってきたので、
自分を守る術がなくなる感じがして、
それで恐怖を感じることもあります。
そういうときは、どうするか。
「待つ」しかありません。
無理やり鎧を引き剝がそうとしたところで、
逆に強化されてしまうだけなんです。
僕は一時的にカラダの変化をつくる即効性重視のアプローチよりも、
こういう「待つ系」の方が得意です。
得意というか、それが僕が本来やりたいこと。
時間はかかるかもしれません。
鎧が分厚くなっている人ほど、
「鎧＝自分」になってしまい脱げなくなっている人ほど。
でもほんとうはそんな人ほど、
そこに取り組んでほしいんです。
ほんとうに、根っこの部分から楽になりますから。
時間をかけてでも、じっくり取り組む価値があります。
僕自身も、小学生の頃から鎧をまとってきた人生だったんです。
その時は、わからなかった。
それが普通だと思っていました。
「鎧＝自分」だったんですね。
でも、鎧を脱げるようになって、はじめて気づくんです。
めちゃ大変だったんだなって。
常に「なにか」から自分を守り続け、
常に「なにか」と戦い続けていると、
どんどん消耗していきます。
皆さんも、
「鎧を脱ぎ捨て、素に戻る時間」
ぜひ生活の中に、積極的に取り入れてみてください。
たぶんそれ以上に価値がある時間の使い方は、ありません。
方法は、なんでもいいのです。
素の自分がくつろげる方法なら。
その方法が、僕が提供するサービスだったらもっとうれしいです笑
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