こころとからだ

「不快」を「気にならない」に変える方法。

前回まで3記事にわたって、
「第3の目」について書きました。

今回は、
その「まとめ」的な記事です。

誰のカラダにも、
快⇔不快を感覚でキャッチするセンサーが、
備わっています。

そのセンサーのひとつが、
第3の目。

ただ、そのセンサーが鈍ってしまうこともある。

その理由が、

①目の使い過ぎ
②思考の使い過ぎ
③その他、心理的・生理的ストレス

快⇔不快を感じとるセンサー、
「感覚センサー」が鈍ってしまうと。

自分の感覚が信頼できなくなる。

自分がわからなくなる。

逆に、

自分の感覚への信頼を取り戻す。

自分を知る。

ためには、

「感覚センサーの感度を取り戻す」

ことに、継続的・定期的に取り組むこと。

それが、まず大事。

そして、次のステップ。

感覚センサーの感度を取り戻そうとしても、
周りの環境に「不快なエネルギー」を放つモノが多いと、
そこからなるべく不快を感じなくてすむように、
センサーは鈍ってしまう。

「いたちごっこ」のようになってしまいます。

なので、
できる範囲で、
環境から「不快エネルギーを放つもの」を減らしていきたい

「断捨離」をするとスッキリするのは。

「不要な物=不快エネルギーを放つもの」が減ることで、
感覚センサーの感度が高まるから。

逆に、「快」に感じるモノに囲まれるようにする。

「自分にとってのパワーグッズ」を増やしていく。

身の回りのモノ、
自分にとって「快」か「不快」か、
どちらのエネルギーを放っているのか、
感じてみて、
なるべく「快」は増やし(残し)、
「不快」は減らす(処分する)

そうすることで、
感覚センサーの感度を取り戻しやすくなります。

モノだけではないですね。

場の空気。

食・音・香りなど、
おかん・・・五感を刺激するもの、すべて。

おかんに不快な刺激を入れると、こうなります。

整理整頓や掃除。

電磁波対策なども「快の場づくり」には、必要かもしれません。

そして、さらに影響が強いのは。

モノ・場の空気感などよりも、

「人間関係」

かもしれませんね。

人間関係がストレスの大部分を占めている方も、
少なくないと思います。

なので、可能なら、
人間関係も断捨離。

・・・できるといいですけど、
そう簡単じゃないこともありますよね。

環境や人間関係。

不快な要素から離れる。

それができればいいですけど、
なかなかできない、
というとき。

3ステップ目。

「不快⇒気にならない」

に感じ方を変える。

これが1番難しいかもしれないですね。

でも難しいからといって諦めてしまうと、
不快を食らい続ける日々、
感覚センサーが鈍り思考優位・カラダガチガチモードな日々、
になってしまいます。

満員電車での通勤が不快。

でも電車通勤以外の方法がない。

不快だと感じながら満員電車に乗る日々を続けていくのか、
満員電車が気にならない自分に変わるのか。

職場に嫌いな上司がいる。

でも仕事は辞められない。

嫌いな上司を不快に感じながら日々仕事をするのか、
その上司が気にならなくなる自分に変わるのか。

「気にならない」と「麻痺」は違いますからね。

「麻痺」は自覚がないだけで、食らっていますから。

「不快」を「気にならない」に変える。

対象が変わらないなら、自分が変わるしかない。

でも、どうすれば?

ひとつは、

「なぜそれを不快に感じるのか?」

を掘り下げて掘り下げて、
潜在的な原因をみつけて、
向き合い・手放していく、
心理セラピー的な方法。

心理からだけではなく、
カラダからでもいけます。

カラダのどこかに必ず「不快反応ポイント」があるので、
施術によってそのポイントのストレスを緩和していくことで、
抱えている不快度も減ってきます。

ココロとカラダ、
どちらかではなくどちらも同時にセラピーをする方法も。

もうひとつは、

カラダへの「快」の刺激をより多く取り入れる。

単純に、
体調が良いときと悪いときで、
快・不快の感じ方って変わりますよね。

同じ満員電車でも、
同じ嫌いな上司でも、
自分の体調が良いか悪いかで、
感じ方が変わると思うのです。

カラダへの「快」の刺激が多く入るようにすると、
当然体調も良くなっていく。

体調が良くなっていけば行くほど、
「不快」が「気にならない」に変わっていく。

不快が0にはならなくても、
10だったのが7になり、
5になり、
そのうち3になるかもしれない。

ということで。

①感覚センサーの感度を取り戻す
②不快を減らし快を増やす
③「不快」を「気にならない」に変えていく

この3つが、
ココロとカラダを調えるために、
そして自分を取り戻すために、
必要だと感じることです。

取り組めることから、
取り組んでみてくださいね。

そしてもし気が向いたら、
僕にもその取り組みのお手伝いをさせていただけると、
うれしいです♪

ではでは、ありがとうございました。