こころとからだ

サウナは五行だとどれにあてはまりますか?

雨のジトジト感によるストレスを流すために、
辛いラーメンとサウナに行った。

という話が、前回の記事でした。

なぜ無性に「辛いもの」が食べたくなったのか?

その続編です。

「雨のジトジト感=湿のストレス」は、
五行では「土」の過剰です。

巡りとして土の次にくる「金」を、
「その時の自分にとって快適な方法」で刺激する。

そうすることで「土の過剰」が「金」に流れ、
気の巡りができることでストレスが軽減します。

ちなみに五行の「火」のエネルギーは、
季節でいうと「夏」

「ぱぁ~っ」と開放・発散する外向きのエネルギー。

「汗をかく」のも「発散・外向き」のエネルギーなので、
「火」っぽくもある。

「体温が上がる」のも「夏」っぽいし。

「辛いもの」も「サウナ」も、
「汗をかく&体温が上がる」というところでは、
「火」のエネルギーを活性化させる。

とも、いえる。

でも昨日の僕には、
「辛いもの」も「サウナ」も、
「金」の刺激だったのです。

「金」のエネルギーは、
季節でいうと「秋」

「キュッ」と引き締まるエネルギー。

「きっちり・ちゃんと系」の「律する」エネルギーでもあります。

過剰になると「ねばならない。べき。」の「裁く」エネルギーに。

ところで「辛いもの」には、
「体温が上がる・汗をかく」以外の要素もありませんか。

「辛い」って「ピリッ」としますよね。

「ピリ辛」という表現もあります。

「ピリッとする」って、
心理的にはどういう状態でしょうか。

「律する系」です。

「ピリピリする」までいくと「過剰」ですが。

五行色体表では「辛み」は「金」のグループだと。

「ピリッとする」からなんだと思うんですね。

でも人によって、状況によっては、

「体温が上がる。汗が噴き出す。」

その影響の方が心身に強く影響が出ることもある。

その時のその人にとっては、「辛み=火」なのです。

でも「辛み=ピリッと」の影響が強く出る人・状況では、
「辛み=金」になります。

「辛い=金(火)」という絶対的な正解があるわけではなくて。

人(状況)によって相対的に変化する。

サウナも同じです。

「サウナ=体温が上がる・汗が噴き出る」

という影響の方が強くでる人にとっては、

「サウナ=火」

ですが、

「サウナ=乾燥する」

という影響の方が強く出る人にとっては、

「サウナ=金」

になります。

ちなみに「湿気=土」で、
「乾燥=金」です。

昨日の僕は、
「辛い物=ピリッとする(金)」
「サウナ=乾燥する(金)」
という影響を受けたので、
金気が刺激された。

その結果、
土(ジメジメ)の過剰なストレスが金に流れ、
スッキリした。

そういう流れだったのだと思います。

辛い物やサウナに限らずなんでもそうですが、

「これをすれば、誰でも(いつでも)こうなる」

という絶対的なもの(こと)は、存在しません。

「それによってどういう影響を受けるのか」

が、人(状況)によって変わるからです。

その時のカラダが、
その刺激からどういう影響を受けるのかが、
変わる。

そして「意識(イメージ)」によっても、
変わります。

「体温を上げて汗をかく」という意識(イメージ)で辛い物を食べれば、
「火」が刺激されやすくなる。

「ピリッとする」という意識(イメージ)で辛い物を食べれば、
「金」が刺激されやすくなる。

「体温を上げて汗をかく」という意識(イメージ)でサウナに入れば、
「火」が刺激されやすくなる。

「乾燥する」という意識(イメージ)でサウナに入れば、
「金」が刺激されやすくなる。

「〇〇は五行ではどれにあてはまりますか?」

その質問に、絶対的な答えはありません。

「相対的な観方」

これが身についてきたことが、
陰陽五行を学んできて、
1番の財産になっていることです。

相対的に観ることができないと、
ココロとカラダの本質、
いのちの本質と、
深く向き合えないからです。

で、この「相対的な観方」

こういう記事を読むと、

「うんうん。わかるわかる。」

となりますが。

日常に戻ると、
「絶対的」の方にすぐ戻っちゃいます。

だからこそ、
何度も何度も繰り返し繰り返し、
「相対的に観る練習」
をし続けることでしか、
ほんとうの意味で腑に落とすことはできません。

なので、
このブログやその他の発信でも、
講座でも、
繰り返しお伝えしていきたいと思っています

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