目の疲れを軽減したいとき、
なにをしますか?
目を休ませる。
目薬をさす。
目の周りをほぐす。
目を温めたり冷やしたりする。
そんな感じでしょうか。
では、一歩踏み込んで。
なぜ目が疲れるのでしょうか?
目を使いすぎだから。
そうですね。
そうなのですが。
物事はすべて陰陽のバランスで成り立っています。
「使いすぎな部分」
があるということは、
「使わなすぎな部分」
もあるということです。
「使いすぎな部分を休める」
もちろんそれも大切なこと。
でもその対極にある「使わなすぎな部分」を使わないでいる限り、
また「使いすぎな部分」を使いすぎてしまい疲れが溜まります。
これって例えば筋肉でもそうなんですね。
腰の筋肉を使いすぎてしまって、腰が張ってくる。
腰をマッサージすると、張りが緩んで、一時的に楽になる。
でもまた腰の筋肉を使いすぎてしまうので、また腰が張ってくる。
腰の筋肉を使いすぎてしまっているということは、
やはり対極に「使わなすぎな筋肉」が存在します。
それが、お腹の筋肉だったとして。
使わなすぎな腹筋が使えるようになると、
使いすぎな腰の筋肉の負担が減り、
腰をマッサージしなくても腰の張りが軽減するかもしれません。
いつまでも腰を過剰に頑張らせ続けて、
張りが強くなったらマッサージをしてあげるのか。
使えていない腹筋を使えるようにして、
腰の過剰な負担を軽減させてあげるのか。
どっちがいいですか?
どっちが正しいとか間違い、
という話ではないのですけど。
もうひとつ、別の例えを。
家事を1人でがんばる妻。
家事を全くやらない夫。
という夫妻がいたとします。
1人でがんばる妻が、
疲労困憊になりました。
そこで妻の疲労を軽減するために、
どうしましょう?
1⇒妻を休ませる
2⇒夫も家事をやる
どっちがいいですか?
どっちかではなく、
どっちもやったらいいですね笑
妻を休ませるだけではなく、
夫も家事をやる。
そうすることで、
より妻の過剰な負担が減りますね。
腰と腹筋の例えと重ねると、
腰⇒妻
腹筋⇒夫
ということになりますね。
腰が張ってるから腰をマッサージしよう。
で終わるのは、
妻が疲れているから妻を休ませよう。
で終わるのと同じなんです。
いやそれも大事だけど、
腹筋(夫)に働いてもらうことも、
それと同じかそれ以上に大事じゃないですか。
これ、目も同じなんです。
目が疲れるから、
目を休める。
目薬をさす。
目の周りをほぐす。
目を温める(冷やす)。
これって、
腰が疲れるから、
腰を休める。
腰に湿布を貼る。
腰をマッサージする。
腰を温める(冷やす)。
ということと、同じ。
とりあえず疲れた妻を休ませる。
ということと、同じ。
「腰・妻・目」が、過剰に負担がかかった「陽グループ」
「腹筋・夫・●●」が、機能していない「陰グループ」
●●を活性化してあげると、
目への過剰な負担が減りそうですね。
では、●●は、なんでしょうか?
いろいろあるんですけどね。
その中のひとつが。
「第3の目」です。
「第3の目が機能していない」ことが、
「(2つの)目に過剰な負担がかかる一因」になります。
逆に、
「第3の目が機能する」ことで、
「目の過剰な負担が減る」ことになります。
では、なぜ第3の目が機能しなくなるのか?
そして、第3の目を機能させるにはどうしたらいいのか?
続きは次回。
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