先日のブログ記事にも書きましたが、9月に母が息を引き取りました。
もちろん寂しさはありましたが、後悔はほとんどなく、感謝と敬意をもって見送ることができました。
10年以上前に、母が入院したことがあって。
その時から。
「いついのちの終わりがくるかわからないから、覚悟を決めて接することにしよう。」
そう決めました。
毎回会う時は「これが最後かもしれない」と思って、会うようにしていました。
だから、いざその時を迎えた時、後悔はありませんでした。
で、これって家族や大切な人を見送る側の心構えとしてはもちろんですが、自分自身のいのちに対しても大事な心構えだなぁと感じたのです。
いつ終わりがくるのか、わからない。
だから、なるべく後悔のない(少ない)ように。
「死」って、重くて暗くてつらくて悲しくて・・・という「ネガティブ」なイメージをもたれがちです。
だからこそ、目を背けたくなる。背けてしまう。
いつか誰にだってその時はくるのに。
生と死って、セットなのです。
2つで1つ。
切っても切り離せないもの。
生と向き合うということは、死とも向き合うということ。
死と向き合えた時に、生とも向き合える。
死から目を背けていると、生からも目を背けることになってしまう。
母を見送った時にそれを痛感しました。
それが母からの最後の教えだったのかもしれません。
「死」を意識すればするほど「じゃあどういう生き方がしたいのか?」がみえてきます。
僕は大切な人を見送るときもそうだし、自分自身の最期を迎えるときも「なるべく後悔のないように」ということを大切にしたいと感じました。
「なるべく後悔のない生き方」
それが「自分らしく生を輝かせる方法」だと。
逆に「後悔がある」ということは「思い残すことがある」ということです。
「思い残すこと」とは「気になっていること」
つまり「気になっていること」を「気になったまま」でそのまま放置していると、それが思い残しになり、後悔になると。
そう感じているのです。
<自分の中にある「なんか気になる」に気づき、それが解消されるための行動を起こす。>
一言でまとめると、それが「自分らしく生を輝かせる方法」なのだと、いまの僕は感じています。
・・・のような話を、12月上旬に開催した谷田先生とのオンラインコラボセミナーでお話ししたのです。
したのですが、「もっと伝えたい!」という欲求が溢れていまして。
そのオンラインセミナーでの僕の担当時間は(45分×2)だったのですが。
その90分じゃ足りない。もっと伝えたい。
なので、まずは大阪と福岡でそれをテーマにした1日講座を開催することにしました。
<自分の中にある「なんか気になる」に気づき、それが解消されるための行動を起こす。>
・「なんか気になる」に気づく
・その気づきを元に行動を起こす
その2つだけなのですが、それが簡単なようで簡単じゃないのですよ。
「なんか気になる」って理屈じゃなくて感覚的に湧き上がってくるものなのですが、その感覚的に湧き上がるものを理屈やそれまでの経験が邪魔をしてしまう(制限をかけてしまう)ことが多いのです。
そもそも普段から思考優位に過ごしていると、思考によって感覚が封じ込められてしまい「なんか気になる」に気づくこともできなくなってしまう。
「じゃあ、どうすれば?」
というところを、1日かけてお伝えしたいのです。
話や、ボディワークを通じて。
もし「なんか気になる」と感覚が反応したら、場を共にしていただけるとうれしいです。
◆2/4(日)第34回大阪こころとからだ塾「なんか気になる」講座
3/3(日)には福岡市内でも同じテーマで講座を開催する予定です。
ちなみに大阪講座の前日・前々日には施術も受け付けております。
現時点で3(土)の朝1の枠に空きがあります。