カラダが調ってくると、
余計なこわばりがゆるんできて、
気の巡りがスムーズになり、
リラックスが深まってきます。
疲れにくくなり、
痛みや違和感などが軽減し、
心身共に快適になってきます。
「なんだ!いいことばかりじゃないか!」
と思われたかもしれませんが、
そうでもありません。
でもそれが「不都合なこと」にもなりうるのです。
こわばりがゆるみ、
気が巡り、
リラックスが深まると。
自然に「自分の本音」に気づきやすくなってしまいます。
違う表現だと「自分に嘘がつけなくなってくる」のです。
今まで、気づかないふりをしていた、大切なこと。
蓋をして、みないふりをしていたこと。
もっともらしい理屈で正当化し、
ダメージを受けないように表面的に取り繕っていたこと。
認めるのがこわい・気づくのがこわい・向き合うのがこわい。
そんな、隠していた本音に、直面させられることになります。
自分に嘘をついていると、
それは「カラダの違和感」として、
こわばりや滞りとなって出てきます。
ですので、
カラダの違和感を手放していくということは、
自分についている嘘を手放していくということでもあるのです。
ハラを括って、
勇気を出して、
自分の本音と向き合えると。
変化による痛みを感じながらも、
自分らしさを取り戻し、
輝いていきます。
逆に、そこから目を背けてしまうと。
自分に嘘をつき続けることになるので、
結局こわばって氣が滞った状態に戻ってしまいます。
こんなことを書いている僕も、
まだ自分と向き合いきれていない部分もあります。
僕は自分を押し殺して生きてきた期間が長かったので、
その分時間はかかっています。
ただ、長い時間をかけて、少しずつ少しずつ。
自分と向き合うことをやってきて。
「自分とは何者なのか?」
「自分らしさってなに?」
というようなことが、
少しずつですが感覚的にわかってきたように感じています。
長年整体をやってきて、実感していること。
確信的な実感なのですが。
カラダは、いつでも自分の味方です。
思考や感情では納得できないことが起こったとしても、
それでもカラダは、
思考や感情が追いつかない深い次元で、
いつでも自分の味方なのです。
自分が自分らしく生きられるように、
常にサインを出してくれています。
自分が自分らしく生きられていないときは、
違和感・不快感としてサインを出してきます。
定期的に施術に通っていただいている経営者の方が、
こんなことをおっしゃいました。
「照喜名さんの施術を受けているとね、
仕事のアイディアがポンポン出てくるんですよ。
そして、その通りに実行すると、
だいたいうまくいくんです。」
なんてうれしいご感想!
でも、納得なのです。
カラダはいつも自分の味方。
なので、
思考や感情の余計なしがらみがほどけ、
カラダが調ってくると、
自分が自分らしく生きるためのメッセージを、
直感というサインで送ってくれるのかもしれません。
なので、
施術中や施術後に湧き出てきた直感があれば。
ぜひ、それを実行に移してみてください。
余計な思考や感情をいれずに。
そういうことを少しずつ積み重ねていくことによって、
自分がなにをしたいのか、
自分は何者なのか。
そういうことが、少しずつ腑に落ちていくはずだと思います。