こころとからだ

コラボセミナー2日目<触る(さわる)と触れる(ふれる)の違い>

「たぬき」の、大阪と東京での違い。

谷田先生がこの話をされているときが、
2日目で1番盛り上がったときだったかもしれません笑

「たぬき」とは、揚げか、揚げたまか?2022-12-14

でも本題は「触れるの探求」

触れる前に、「触れる」は始まる。2022-12-15

「どう触れ方をするか?」

の前に、

「どういう意識で触れるか?」

さらにその前に、

「そもそも触れるってなに?」

というところまで。

「触れる(ふれる)」と「触る(さわる)」の違いって?

谷田先生が講座の中で皆さんに質問をされたのですが。

どう違うと思い(感じ)ますか?

辞書的な意味ではなく、感覚的に。

だとすると、「触れる」って何だろう?

物理的な接触以上に、
深い、広い世界が観えてくる。

うーん、「触れる」とは、
異なる存在どうしが、エネルギー的に接すること。

共振すれば、融合。

共振しなければ、分離。

物理的接触も、エネルギー的接触の一種。

物理的な「触れる」にこだわると、
本質が見えなくなるね。

谷田先生も、そう書かれていますが。

<物理的な触れる>にとらわれてしまうと、
「ちゃんと触れる」ことは、できないのかもしれない。

身体のこわばりは、
外の刺激から身を守る防御としての側面もあります。

そして「見える部分」の身体だけではなく、
そのさらに外側の「見えない部分」にも「わたし」は存在しています。

物理的な接触がなくても、
近くに来られただけで不快に感じることや、
警戒してしまうこと。

ありますよね。

あれは、
「外側の見えない部分のわたし」による、
防御反応なんですね。

実感があってもなくても、
「見えない部分のわたし」は、
ちゃんと反応している。

見えない外側が警戒している状態・受け入れていない状態で、
身体に触れられたとして。

それが「触る(さわる)」だと。

例えば、
街ですれ違った知らない人が、
いきなり肩に手を置いてきた、
として。

それは

「触れられた(ふれられた)」

ではなく、

「触られた(さわられた)」

になると思うのです。

伝わりますか?

このニュアンスの違い。

「触る(さわる)」のは簡単だけど、
「触れる(ふれる)」のは簡単じゃない。

「触れる(ふれる)」ができるかどうかは、
物理的接触の前からはじまっていて。

「外側の見えない部分のわたし」に、
防御されないように、
警戒されないように、
迎え入れてもらえるように。

そういう関わり方が、
できるかどうか。

あと、
「見えないわたし」は、
身体の外側だけではなく、
内側にもいて。

たとえば「こころ」ですね。

こころにも「触れる(ふれる)」ことはできます。

そしてこころに「触ろう(さわろう)」としたら、
反発か警戒・防御をされてしまいます。

結局、同じ感覚なんですよね。

見えるところに触れる(ふれる)のも、
見えないところに触れる(ふれる)のも。

そして、触る(さわる)と防御されてしまうのも。

警戒されない、
防御反応を出させない、
関わり方。

意識の在り方。

触れ方。

そのために、
たいせつだと感じていること。

一言でまとめると。

「コントロールしない。意図をもたない。(一言でまとまってない笑)」

だと、感じています。

でも、こういうことって、
アタマで理解するような話ではなく、
体感でわかってくることなので。

何度も何度もその感覚を味わって、
地道に体感で落とし込んでいくしかないのかもしれません。

もちろんその体感とアタマでの理解が結びつくことによって、
さらに腑に落ちやすくはなりますけれども。

「コントロールしない。意図をもたない。」

って言われても。

アタマは「コントロールする。意図を持つ。」ことが役割なので。

「ちゃんと触れるってどういうこと?どうすればいいの?」

ってついつい思考で理解したくなってしまいますが。

アタマで理解したからできる、ではなくて。

体感したあとに、理解がくる。

という順番なので。

理解が追い付かなくても、
とりあえずやってみる。

むしろ理解しようとしないで、
とりあえずやってみる。

やってみて、感じてみる。

それを、
繰り返して繰り返して、
繰り返す。

その先に、

「ちゃんと触れる・触れられる感覚」

が、待っています。

感覚を言語化するって、難しいですね!

僕のこの記事も、
言語化された文章をアタマで理解しようとするのではなく、
その奥にある意識のようなものを感じてみてください。

そうしたら、
言葉の奥にある言葉にできないほんとうに伝えたいことが、
伝わる。

かどうかは、わかりません笑

この2日間。

「小指」と「触れる」

という、怪しさしかないテーマの講座。

しかも、決して安くはない受講費。

そんな講座にお越しいただく方々って。

普通じゃないんですよ。

普通じゃないですよね笑。

でも、それが狙いだったのです。

狙い通り、
普通じゃない皆さんと、
空間・時間を共有できて。

言葉の奥にある意識・想いも汲み取っていただけた感じがして。

とても●●時間になりました。

まずい。

気の利いた●●が思い浮かばない。

想いはあるんですよ、ここに。

でもそれを表現する語彙力がない。

どうしよう。

そうですね。

とても良い時間になりました笑

谷田先生とコラボさせていただくと、
無理に合わせようとしなくてもスムーズに流れていく感じが、
心地良くて。

僕がお伝えしたいことを、
自然に拡げて深めていただいて。

その流れで僕の担当がくるので、
潜在的なものを引き出していただけるような感じがします。

僕にとっては、心地よい負荷です。

一緒に仕事をしながら、
成長させてもらえて。

感謝しかありません。

そしてもちろん、
引き出していただいているのは、
谷田先生だけではなく、
受講いただいた皆さんでもあります。

ほんとうにありがとうございました。

この流れで、
2月には谷田先生の地元大阪でも、
コラボセミナーを開催することになりました。

いまから楽しみです。

普通じゃない皆さん、
お待ちしております。

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