「あなたのような人こそ、この業界には必要なんですよ。」
かけていただいたこの言葉のおかげで、
再び前を向いて歩みはじめることができました。
心身がボロボロになり、大学を中退。
その後実家に戻り約2年間引きこもり。
「ボロボロ」が「ボロ」くらいには回復した頃。
少しずつ、外に出て働き始めてみようかと。
整体スクールの求人募集をみつけて、
面接を受けにいってみました。
資格も技術も知識も学歴も経験も健康も自信も、
なにもない状態だったので。
たぶん無理だろうなと思いながら、
ダメ元で。
面接では、
それまでの流れをすべて、
包み隠さず話しました。
そして、
穏やかに話を聴き続けてくれたのち、
この言葉をかけてくれたのです。
「あなたのような人こそ、この業界には必要なんですよ。」
その言葉を聴いて、涙を流してしまいました。
面接で泣くって。。。
そして、採用していただきました。
ゼロどころか大きなマイナスからのスタートでした。
そんな僕にも、
たくさんの学びの機会、
そしてチャレンジの機会を与えてくださいました。
その面接の日から17年以上が経ちましたが、
おかげさまで、
今でも整体業界で仕事を続けることができています。
あの時、拾っていただいたおかげです。
恩師というか、恩人。
一生かけてもお返しできないほどの恩があります。
そんな恩人と、昨日呑みにいきました。
数年前に沖縄から地元東京に戻られていて。
あの17年前の面接の日には、
想像もできませんでした。
まさか自分の店を沖縄で10年、
そして東京に移転するなんて。
そして東京で、
笑顔で乾杯ができる日がくるなんて。
「感謝」という言葉では足りなくて。
うまく言葉では表現できませんが。
あの時なにもなかった僕を拾っていただき、
育てていただき、
心の底から感謝しています。
・・・ってしんみり書いてしまいましたが。
3-4時間くらい呑んでいましたが、
9割くらいはくだらない話でガハハハハ!と笑いあっていました。
楽しく温かい時間を、ありがとうございました。
東京に移住して3か月目ですが、
はじめて呑みに出ました。
たまにはいいですね♪