こころとからだ

「相談したい人」と「話を聴いてほしい人」

開業当初からしばらくは、整体を受けにきてくださるお客さんは「相談したい人」だと思っていたんですね。

別の表現だと「アドバイスがほしい人」

なので、

「いまはこういう状態だからこうした方がいい・ああした方がいい」

などと一生懸命お伝えしていました。

が!

そのうち、必ずしも「相談したい・アドバイスがほしい」というわけではないんだということに気づいてきました。

そうじゃなくて「話を聴いてほしい」という人もいる。

という人もいる、というか、僕の感覚だと8割以上は「話を聴いてほしい」側なのではないかと。

それなのに以前の僕は全員が「相談したい人」なのだと思い込んでいて、一生懸命アドバイスをしていた。

よく「男性脳」は「結論」を求め、「女性脳」は「共感」を求める、的なことを言われます。

まさにそれ。

相談したい人は結論を求め、話を聴いてほしい人は共感を求めている。

なのに僕は話を聴いてほしい人にまで一生懸命に結論を伝えようとしていた。

的外れ。

それに気づいてからは、いかに心地よく話してもらえるか・聴き上手になれるか、そういうところをたいせつにしようと。

相槌のプロフェッショナルを目指そうと。

「相槌のコツ」とか検索すると、いろいろ出てきます。

でも、そういうスキルを使うだけでそこに心がないと、バレるんです。

じゃあどうするか。

相手に関心をもつこと。

これしかありません。

関心のある相手の話なら、どんどんもっともっと聴きたくなりますよね。

これまでに少なくない数の女性のお客さんから、同じようなことを言われたことがあります。

「これまでの経験上、男性の整体師って施術中に自分の話ばっかりする人が多いんですよね。」

ギクッ!

僕も「聴く」を大切にしたいと思っていますが、まだまだ「語りスイッチ」が入ってしまい、ついつい語ってしまうことがあります。

昨日は「個人事業でのお客さんの増やし方」について。

今日は「僕がどれだけ巨人(プロ野球)が好きか」について。

めっちゃ語ってしまいました。

すみません。

もちろん訊かれたら答えるし、訊かれなくてもほんとうに伝えることが必要だと感じたら伝えます。

が、話を聴いてほしい人もいるし、静かに施術に浸りたい人もいる。

そういう方たちにベラベラ語ることはしないように、気をつけたいと思います。

施術の主役は施術者ではなくお客さんなので、そこを勘違いしないようにしたいものです。