先日シェアした<陰陽五行オンライン無料体験講座>の動画をご視聴いただいた方から、
このようなご質問が。
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他人に対してイヤだと思うことは、
自分の中にあるものの投影だ。
というような話がありました。
本当にすべてがそうなのでしょうか?
私の職場では、
課長が課の全員から嫌われています。
社会的常識が著しく欠如した、
理不尽極まりない人なのです。
それも課長だけではなく、
課の全員にも問題があるということでしょうか?
起こる問題のすべては、
すべて自分の中にある問題が原因なのですか?
理不尽な事故や犯罪などに巻き込まれてしまうのも、
すべてそうだということでしょうか?
小さな子どもの虐待などは、どうなりますか?
すべて自分の内側に問題があるという考え方では、
あまりにも不憫に感じる方が世の中には多くいます。
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そうですよね。
世の中には理不尽なことがたくさんあります。
それをすべて「自分が蒔いた種」だとは、
どうしても思えない。
思いたくない。
ですよね。
僕もそうです。
まず、大前提としてお伝えしたいこと。
「より快適になろうという学びによって逆に不快になってしまうのは本末転倒です。」
ココロやカラダの学びの中に、
「絶対的に正しい答え」
なんて、ありません。
発信をする人は、
その時にその人がもっている知識・経験・感性などを元に、
その時にその人にとってしっくりきていることを、
伝えています。
そしてその内容がいまのあなたにとって、
すべてしっくりくる内容だとは限りません。
というか、
すべてしっくりくるほうが、
おかしいかもしれません。
だから、
いまの自分にとってしっくりくる内容を受け取る、
それでいいのだと思います。
入ってくる情報を正しいか間違えているかでジャッジするのではなく、
「そういう考え方・感性の人もいるんだなぁ。」
くらいな感じで、ゆる~くキャッチした方がいいと思います。
自分と違う考え方・感性に触れたとき、
「どんなところに、なぜ違和感をおぼえたのか?」
を自問自答することで、
より自分への理解が深まるかもしれません。
「すべては自分が蒔いた種」
すべての人・すべての出来事に対してこの観方をするのは、
しんどいですよね。
しんどいというか、
どうしても納得がいかないこともある。
そういう時は、
無理やりそういう観方をしようとしなくていい。
「イヤなもんはイヤ」
それでいいと思いますよ。
ただ、「問題のレベル」って、ありませんか?
「絶対に許せないこと」レベルから、
「ちょっとイラっとすること」レベルまで。
「絶対に許せないこと」は許せないままで放置しておいて。
「ちょっとイラっとすること」レベルから、
「自分ごと」として観ていく。
うまくいくと、
「気づき」があったりするんです。
「あぁ~なるほど。だからわたしこんなことでイラっとしちゃってたんだ。」
って。
「気づき」があると、
問題が問題じゃなくなるんです。
問題に感じていたことが、
問題に感じなくなる。
それは、
「自分のキャパが拡がった」
ということなんですね。
「どうしても許せないこと」がレベル10
「ちょっとイラっとすること」がレベル1
だったとして。
「気づき」によってレベル1をクリアできて、
自分のキャパが拡がったら。
次はレベル2にチャレンジ!
そうやって、
少しずつ少しずつ、
キャパを拡げていく。
「レベル1だろうが、自分ごととして観るのはイヤ」
それならそれでいいと思います。
死ぬまでずっとレベル1の問題にイライラし続けるかもしれないですが、
そういう生き方もアリです。
ただ、少しずつキャパを拡げて、
レベル3くらいまではクリアできたとしたら。
自分の人生から、
レベル1~3の問題はなくなるってことなんです。
で、自分が「気づきレベル3」になると、
「元々レベル10」だった問題が、
「レベル7」くらいに感じられるようになる。
問題自体は変わらなくても、
自分のキャパが拡がったおかげで、
相対的に問題のレベルがランクダウンするってことですね。
1kmも走れない人にとっての10km走と、
3kmは走れる人にとっての10km走は、
ストレスのレベルが違いますよねって話です。
少しずつ、
気づきレベルを上げる、
キャパを拡げるために、
陰陽五行の学びも役に立つかもしれません。
安心してください。
いきなりハイレベルな難題をクリアしろ、
なんて求めないですから。
そもそも僕自身が、
そんな悟りの境地に達していない笑
でも陰陽五行を学び始めた12-3年前よりは確実に、
キャパが拡がってます。
自分のことを、
認められるように、
そして許せるように。
そうなると、
他人のことも、
認められるように、
そして許せるように。
そういうキャパが、
少しずつ少しずつ、
拡がってきました。
自分のキャパが拡がるということは。
「それだけ世界が優しくなる」
ということなんです。
世界が変わるというのは、
他人や社会が変わることではなく、
自分が変わることなんです。
どうせなら、
優しい世界で暮らしたくないですか。
という文章を読んだ上でもう1度視聴してみると、
印象が変わるかもしれません♪
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