最近「更年期が気になる」というお客さんが続いています。
すでに自覚症状が出ている方や、予兆を感じている方。
「そういう年齢だから、しょうがない。」
「そういう体質だから、しょうがない。」
もちろん、しょうがない部分もあります。
が、
年齢や体質といった要素からの影響が100%なのかというと、
そうではないかもしれません。
「しょうがない」要素のほかに、
日々の習慣の中に症状をより重くする原因が隠れているかもしれません。
それが10%なのか20%なのか30%なのかそれ以上なのかは、
人によって違いますが。
経験上、
更年期に限らず女性ホルモン分泌に関するカラダのストレス反応がある方の多くに共通してみられることがあります。
それは「眉間のストレス」です。
女性ホルモンの分泌といえば「卵巣」ですが、
その卵巣からホルモン分泌をする際の司令塔になっているのが、
「性腺刺激ホルモン」を分泌する「脳下垂体」です。
脳下垂体からの性腺刺激ホルモンによって卵巣は刺激を受け、女性ホルモンを分泌します。
その司令塔の脳下垂体にストレスがかかっているとき、
卵巣⇒女性ホルモン分泌にも悪影響が及ぶのです。
(医学的根拠はありません。僕の感性でカラダの反応をみて感じている、ただの個人の感想です。)
もちろん直接脳下垂体に触れられるわけではありません。
じゃあどこで感じるかというと、「眉間」です。
眉間にこわばりがあると、
脳下垂体からもストレス反応を感じることが多い(全員ではありませんが)
眉間のこわばりの象徴が「眉間のシワ」です。
シワまでいかなくても、
眉間をこわばらせている人はすごく多いです。
例えばこんな時に、眉間がこわばります。
◆パソコンやスマホなどを「凝視」する
(今、眉間にシワをつくってこの文章読んでないですか?)
◆深く考え事をする
◆不機嫌
◆まぶしい
まぁまぶしいは仕方ないとして、
パソコンやスマホなどを凝視する時間が長く、
考えごとをする時間も長く、
不機嫌な時間も長い。
そういう人は、眉間のこわばりも根深いです。
そしてそのストレスが、
「脳下垂体⇒卵巣⇒女性ホルモン」
と、「負の連鎖」を起こしていることも多いです。
眉間がこわばっているせいでホルモンバランス⇒自律神経が乱れる。
実際に起こりうることなのですよ。
こわいですねぇ。
眉間のこわばりって、
ほとんど自覚のないところで起こっているんですね。
だからその癖を直すのは大変かもしれませんが。
たまに意識を向けてみてください。
こわばっている感じがしたら、
緩めてみてください。
こわばっている感じがしなくても全くこわばりがない人はたぶんいないので、
緩めてみてください。
緩め方は、また今度!
時間切れです!
ごめんなさい!