25歳で整体業界に入り、
32歳で独立開業し、
いまは40歳です。
こんばんは、照喜名です。
一応大学で体育学部に行きましたが、
ろくに勉強もせず中退。
幼少期からアトピーだったので、
健康関連の情報に触れる機会は、
平均よりはかなり多い方だったと思います。
ただ、ちゃんと身体の勉強をしはじめたのは、
整体業界に入ったあとです。
とにかく知識と技術を増やすことが、
整体師としての正しい道だと思っていました。
なので、とにかく勉強をしました。
借金までして、
専門書を大量に買ったり、
県外のセミナーに通っていました。
そして、
ある程度の知識と技術が身について、
自信もついた気がしたので、
独立開業を決断しました。
そして、その開業後ですね。
気がついてしまったのは。
なにに気がついてしまったのか。
「自分の薄っぺらさ」
にです。
それまで必死で身につけてきた、
知識や技術。
無駄だったとは思いませんが、
その知識や技術のせいで、
「わかったつもり」になってしまっていて、
でも実は「全然わかってない」ことに、
気がついてしまったのです。
誰に言われたわけでもないですが、
自分の感覚的に気づきました。
なんていうんですかね。
知識や技術を使えば、
一時的に表面的に、
体調が改善するサポートはできるんですよ。
でも、なんかそうじゃない、って気がしたんです。
僕が目指したいのは、そこじゃないって。
自分がやっていることが、すごく浅い気がして。
「もっと、ちゃんと人と向き合いたい」
と、感じたのです。
それまでの僕は、
「自信をつけるためにもっと知識や技術を身につけよう」
という考え方でした。
でも、その考え方では、
いつまでも自分の目指すところに、
到達できないと。
直感的に、気づきました。
表面的にいろいろ知っている・いろいろできる、
そんな浅いところで満足したくない。
そう思いました。