陰と陽。
陽は過大評価されていて、
陰は過小評価されていると感じます。
「陽子」という名前はあっても、
「陰子」という名前はきいたことがありません。
「陽」はポジティブで、「陰」はネガティブ。
確かに、そういう側面もあります。
が、陰は忌み嫌うものではありません。
むしろ、「陰があってこその、陽」なのです。
陰がしっかりしてないと、
陽はその能力を発揮できないのです。
陰陽のエネルギーの違い。
<陰⇔陽>
みえない⇔みえる
目立たない⇔目立つ
陰陽の対比をしようと思えば、
例えは無数にありますが、あえてこの2つだけで。
セミナーの時によく出す例えなのですが。
紙に字を書くとします。
この場合、
「字を書く手」が、
「目立つ方」の役割なので「陽」
「紙がズレないようにおさえている手」が、
「目立たない方」の役割なので「陰」
です。
イメージ図↓

絵が上手ですねぇ。
これは先日の福岡こころとからだ塾で、
僕がこの例え話をしていた時に、
受講者の方がメモをされていたものです。
で、一般的に。
「字がうまいね!」って褒められることはあっても、
「紙のおさえが安定してるね!」って褒められることはありません。
でも!
しっかり紙をおさえてくれているから、
字が書けるわけであって。
いくら字が上手くても、
紙がブレっぱなしだと書くのは大変なのです。
だから、
評価されるのは陽だとしても、
その陽を輝かせているのは陰なのです。
むしろ、
陰がちゃんと発揮されているからこそ、
陽は本来の能力が発揮できるのです。
そう考えると、
陰と陽は対等な関係でもありません。
「陰があってこその陽」
なのです。
もう1つ、同じような例えを。。