「2週間くらいお腹を下しっぱなしなんです。こんなに続くのは初めてで。」
と、ご相談。
カラダに訊いてみると、
「悲しみ」
に反応。
最近、愛犬とのお別れがあったそうで。
五行で悲しみは「金」に属する、とされています。
深い悲しみは金気に変調を起こすことが。
「金」に属する経絡は「肺」と「大腸」
なので、金気の変調は肺⇒呼吸器に出ることもあるし、この方のように大腸に出てくることもあります。
「あと、手の震えも気になるんです。」
「震え」は五行では「木」
木気の変調によって、震えが起こることがある。
「下痢」と「手の震え」は、別々の問題なのか?それとも根は同じなのか?
それもカラダに訊いてみると「根は同じ」だという反応。
五行の「相剋関係」では、「木」の変調を調整してくれるのが「金」の役割なのですが、「深い悲しみ」のよって調整役の「金」が弱ってしまっている。
それで「木」のコントロールが難しくなり、その結果の「震え」なのではないかと。
ちなみに「木」に関わる象徴的な感情は「怒り」だとされています。
・・・というような話をすると、元々「怒り」に関するストレスも抱えている、との自覚はあるそうで。
金気が機能しているうちは「金剋木」で怒りによるストレス(木)をある程度コントロールできていたのが、悲しみによって「金」が弱ってしまったことでコントロールが効きづらくなり、その結果としての「震え」なのかもしれません。
震えに関しては元々あった「怒りに関するストレス」を癒していくことも必要なのかもしれませんが、優先順位としては「悲しみ」を癒すこと。
もちろん家族を失った悲しみが簡単に癒えることはありませんが、ほんの少しでも悲しみが癒えていく過程をサポートできることはないか?それもカラダに訊いてみて、受け取ったことをお伝えしました。
ちなみにお腹を下す原因となっているかもしれない金気の変調。
「悲しみ」もそうですが「罪悪感」もあるように感じました。
「もっとこうしておけばよかった。」
あるいは、
「あんなことしなければよかった。」
など。
「罪悪感=自分責め」も、金気に変調を起こします。
ということで、腸の調子が思わしくない方。
悲しみや寂しさを抱え続けていたり、自分責めをし続けていたり、そういうことが影響している可能性もあります。
悲しみや寂しさに関しては感じ続けていると辛いので、蓋をして心の奥に押し込めて「なかったこと」にしていることも少なくありません。
「自分責め」に関しても、無自覚なことも多い。
経験上、「わたし自分に甘いんですよ。」という自己評価の人ほど、その対極で自分を責めてしまっていることも多いです。
ほんとうに自分に甘い人は、自分は自分に甘いとさえ思わないですから。
自分に厳しい面もあるからこそ、自分に甘い面に気づけるのです。
もちろん、適度に自身を律することも、必要なことです。
が、適度を超えて「自分を責める・裁く」が強くなりすぎると、金気が乱れ、腸トラブルの元になってしまうこともあります。
たまには、自分を褒めてあげてくださいね。
いや、たまにじゃなくて、毎日。



