こころとからだ

冷えを緩和する秘訣

最近「相性の合う良質の塩」の摂取をオススメしましたが、それは塩の摂取が「腎」の養生になるから。

もちろん塩ならなんでもいいわけではなく、質の悪い塩や相性の合わない塩を摂りすぎると、逆に腎がダメージを食らいます。

そこにも陰陽があるんですよね。

「腎」というのは、寒さ・冷えから身を守るために使われるエネルギーでもあります。

ということは、寒い冬は必然的に腎を消耗しやすいので、いかにその消耗を防ぐか、が大切。

冬に腎を養生して過ごすことで春以降を快適に過ごしやすくなります。

逆に冬に腎を消耗させてしまうことで、春以降に不調を起こしやすくなります。

冬の過ごし方で春以降のコンディションが大きくされるのです。

1年でいう冬は、1日でいう夜。

夜の過ごし方って、翌日の心身のコンディションにかなり影響しますよね。

睡眠不足だと、翌日は1日中しんどい。

1日でいう「夜の睡眠不足」が1年でいう「冬の腎消耗」と同じような意味合いになります。

ということで、冬の寒さ・冷えで腎を消耗しやすい、だからこそよりしっかり養生したい。

そのための「良質で相性の合う塩摂取」です。

・・・ということで、本題です。

今回は、塩以外のオススメをご紹介。

さっき「腎は寒さから身を守るために使われるエネルギー」と書きましたが、寒さから身を守るとき、カラダはどんな状態になるでしょうか。

ギューッと縮こまる感じになりますよね。

腎=寒さから身を守る=ギューッと縮こまる。

「腎」とは「ギューッと縮こまるエネルギー」のことなんです。

めちゃ寒かったり、カラダが慢性的に冷えていたりすると、「ギューッと縮こまるエネルギー」が使われすぎて消耗する。

だからカラダが冷えている人は、腎が弱っているんですね。

ということで、腎を養生するために、カラダを温めてあげたい。

のですが!

カラダの温め方にも「陰と陽」があります。

「陽」の温め方は「表面的」

「陰」の温め方は「深部までじんわり」

腎は冬に関連する陰のエネルギーなので、「深部までじんわり」の「陰の温め方」をしたいんですね。

ところで皆さん。

なぜ「家のお風呂」よりも「温泉」の方が深部まで温まるのでしょうか。

理由は大きく2つあると思っています。

ひとつは「豊富なミネラルが含まれているから」

良質な塩にもミネラルが豊富に含まれている。

塩(ミネラル)は「カラダを温める=腎を養生する」

繋がってきますね。

家の風呂を温泉に近づけるなら、ミネラル豊富な良質の塩を湯船にぶち込むことですね。

そして、もうひとつ。

温泉って、地底から湧き出してくるんですよね。

湧き出すまでに「時間」がかかっている。

この「時間」というのが2つ目のポイントで。

時間をかけて熱をもった湯ほど、深部まで浸透し、熱が持続しやすくなります。

どんなに温泉成分に酷似した入浴剤を入れたとしても家の風呂場の蛇口からでたお湯では温泉のようにならないのは、成分だけではなく「湯がつくられる過程」の違いにもあるのです。

あるのですっていうか、全部自論ですが笑

前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、何を伝えたかったのかというと。

「時間をかける」という方法が、腎を養生し、冷えを緩和しやすくなる温め方です。

具体的には、強火よりも弱火。

弱火よりも超弱火。

そういう温め方が、より腎を養生するのです。

温かい飲み物を飲むとき。

弱火でお湯を沸かしてみましょう。

熱が深部まで浸透し、より腎が養生されます。

「弱火で沸かしたお湯に、良質で相性の合う塩を溶いて飲む」

最高ですね。

うちでは湯たんぽのお湯も弱火で沸かすようにしています。

強火で沸かしたお湯と、弱火で沸かしたお湯。

湯温は同じでも、温まり方が全然違います。

試してみてください。

試せばすぐわかりますから。

・・・ということで。

冷えを緩和する秘訣は。

「時間をかけて温める」

弱火で沸かしたものを飲む。

湯たんぽのお湯も弱火で沸かす。

現代は「即効性」を評価しすぎです。

「早い」は便利で素晴らしい。

でも「早い」に価値が偏りすぎた結果、現代人の腎は弱ってきているのではないでしょうか。

しらんけど。

「ゆっくり・じっくり」にも価値を見出したいですね。

特に、寒い冬の時季ほど。

ただ・・・↑の画像はAIにつくってもらったのですが、指示を出したら10秒でつくってくれました。

いやぁ、時短は時短で素晴らしいなぁ笑

ということで、時短の恩恵を受けすぎるほど受けている現代だからこそ、バランスをとるために「ゆっくり・じっくり」を味わう時間もつくりたいものです。