「こうでなければならない。こうであるべきだ。」
その思い込みが強ければ強いほど、その反対側がゆるせなくなる。
逆に、ゆるすことができれば、その分だけゆるみます。
あるいは、ゆるむことができれば、その分だけゆるせます。
「努力で欠点を克服する」という方向性も、もちろん素晴らしいです。
気力体力が充実しているのなら、そんな頑張り方もいいでしょう。
が、「欠点を受け容れる。ゆるす。」という方向性も、悪くないですよ。
ゆるせた瞬間から、「欠点」が「特徴」に変わります。
「ゆるせない」と頑なに握り締めておく生き方も、もちろん悪くありません。
ただ、握り締めつづけるのもエネルギーを消費しますからね。
そのうち、疲れます。
もしかしたら、もう疲れちゃった方もいるかもしれません。
疲れちゃったときは「努力で克服する」⇒「ゆるむ・ゆるす」生き方にシフトしてみるのもいいかもしれません。
シフトして、ココロとカラダにゆとりができたら、今度はそのゆとりを使って努力を楽しめばいいんです。
「いまの自分じゃ足りない」・・・自分に課題を背負わせ続けて、心身を疲弊させ続ける。
それはしんどいですよ。
足りないまま、欠けたままでも、いいじゃないですか。
ゆるんで、ゆるしましょう。
少しずつ。



