昨日の記事で過去にモラ男全開だった頃があるというようなことを書いたら、たくさんの反響をいただきました。
その中で「わたしの夫・彼もモラ男で。。。」という内容もいくつか。
中には具体的な実例も書かれていて、そりゃキツすぎるなという内容。
全盛期の僕(20代後半)よりも酷いモラっぷりを40代で発揮している夫の話とか。
「その歳で気づけないって、どんな生き方をしてきたんだよ」
と一瞬思いましたが、僕も多分この仕事をしていなければ気づけていなかったはず。
仕事的にこころとからだを探究していく中で、自分自身のヤバさとも向き合わざるをえない状況になったんですよね。
そこで自分はヤバいと認められたことが、変化の第一歩だったと思います。
もちろんいまが完璧というわけでは全然ありませんが、あの頃よりはだいぶマシ。
たいせつな人を傷つけてしまうこともあの頃よりはだいぶ減ったと思うし、自分自身もだいぶ楽になりました。
モラ全開のときって、自分がヤバいこと・自分が間違えていることを、認められないんですよね。
だから、謝ることもできない。
モラって、虚栄心は強いけれども、ほんとうの意味での自信はない。
自信のない弱い自分を守るために「自分が正しい」と屁理屈で理論武装をし、そして態度で威圧し委縮させようとします。
いませんか?
自分が絶対正しいマン。
謝ったら死ぬのか?ってくらい謝れないマン。
屁理屈で自分の正しさを押し通そうとして、それが通用しないと態度(不機嫌・罵声・暴力など)で威圧してくる。
弱いんだけど、弱いことがバレたくないし、自分でも自分が弱いことを認めたくないから、強そう・正しそうにふるまうんですよね。
でもそれ周りもしんどいですが、本人もしんどいんですよ。
だから自分のヤバさに早く気づけるといいですよね。
自分の間違いを認められないのは、弱いから。
でもまずそこを認めて向き合わないと、ほんとうの意味での自信はついてこない。
世の中の全モラ男(モラ女)が、自分の弱さと向き合うことができるようになるといいな。


