16（金）～26（月）10日間の名古屋⇒沖縄出張を終え、昨日から東京での仕事を再開しております。
また今週土曜の午後から鹿児島出張へ発つのですが。
26（月）の沖縄最終日は「性のはなし@実践編」3時間。
1月から「性のはなし」というテーマの2時間講座を、沖縄で、東京で、そしてオンラインで、計7回開催。
その続編となる実践編は、今回が初めてでした。
女性性と男性性の違い。
言葉で対比するにしても、無数に表現できるのですが。
その中の、ひとつ。
女性性は「つながる」
男性性は「くらべる」
ひとくちに「ストレス」といっても、その種類は様々です。
が！
掘り下げていくと、現代におけるほとんどのストレスは「くらべる（比較）」によって生じていることに気づきます。
「くらべる」がストレスの根源にあることが、ほとんど。
それくらい、無意識のうちにわたしたちの中、というか社会全体の価値観が「くらべる＝男性性」優位に偏りすぎています。
個人レベルでも社会レベルでも「くらべる」に偏りすぎている反面、「つながる」の感覚が希薄になっているのが、現代。
だからこそ調和のために「つながる」をたいせつにしたい。
そして「つながる」を体感する方法もいろいろありますが「スキンシップ」はダイレクトに「つながる」を体感しやすい。
でも残念ながら「スキンシップ＝つながる」ではありません。
身体的には接触していても、心理的には分離している。
そういったことも起こりえるのです。
たとえば周りの人としっかり接触するようなギューギューの満員電車の中で、隣のオッサンと身体的には接触していたとしても「あ～つながっているなぁ」とは感じないですよね。
今回受講くださった方からのご感想の中に、↓のような内容がありました。
性行為において「身体的には快を感じていたけど心理的には不安を感じていた」ことに気づいてしまった、と。
「こころとからだはひとつ」
だと、よく言われます。
基本的にはそうだと思います。
でも、そうじゃないこともある。
身体的接触・身体的快があったとしても、心理的につながることができている、とは限らない。
心理的につながることができたとき、そこには「安心感」があるからです。
「つながる」とは「安心感」のことです。
逆に、不安を感じやすいのは「つながり」をあまり感じられていないとか、「くらべる」に偏ってしまっているから、かもしれません。
どうすれば、つながることができるのか？
「なにをするか？」
ではありません。
「どういう意識・イメージ・感覚でするか？」
です。
今回の実践編では「つながる感覚」をこころとからだに覚え込ませるために、いろいろなワークをしました。
その中のひとつとして「ハグ」もしたんですね。
ハグをしたからつながるわけではありません。
つながるハグと、つながらないハグがあります。
あとは、コレを使ったワークもしました↓
なんだと思います？
ヒント↓
そうです。
きんたまです。
きんたまヒーリングの練習用グッズです。
きんたまに触れるって、すぐ勃起⇒射精みたいな快楽系を連想するでしょう。
違います。
安心感・癒しのための、きんたまヒーリング。
これね、世のほとんどの男性にすごく必要だし、ものすごく癒し効果も高いと思うんですよ。
でも、快楽の方を連想されてしまうから、なかなか浸透させるのは簡単じゃないかもしれない。
それでも睾丸セラピー的なものをサービスとして提供しているプロの方もいます。
素晴らしい活動。
ヌキ系・快楽系としてではなく、セラピー・ヒーリングとしての良さ・効能が拡がっていくといいな。
きんたまヒーリングは、男性の不眠や鬱・ストレス過多による気力体力の減退などに、めちゃ効果的だと思います。
こちらは「おっぱいヒーリング」の様子↓
・・・ということで。
「くらべる」に偏り過ぎた現代において「つながる」を感じ心身に浸透させていくことが、陰陽バランス的にとてもたいせつ。
そのために「スキンシップ」はものすごく有効な手段のひとつである。
でも、ただスキンシップをすればいいというわけではなく「心理的つながり＝安心感」をしっかり感じられるような接触の仕方が必要。
どうすれば「心理的つながり＝安心感」を感じられるようなスキンシップができるのか？
その方法をお伝えし、実践し体感していただいた講座でした。
ちなみに今後開催予定の同テーマの講座としては。
6月に大阪で基礎編と実践編を1日にまとめた講座開催を予定しています。
◆2025/6/15（日）第38回大阪こころとからだ塾「性のはなし@大阪」
※受付中
そして7月には沖縄で主催してもらっての開催予定があります。
7/14（月）10:00-12:00が基礎編
7/15（火）10:00-13:00が実践編
いずれも会場は沖縄市山内です。
（実践編を受講できるのは基礎編受講済みの方のみです）
「つながりを体感できるスキンシップ」
に興味のある方は、ご連絡くださいね！
そしてこれまでにご受講くださった皆さんは、講座内で体感された「つながり感」を地道に深めていってくださいね！
相手とのつながりもそうですが、自分自身とのつながりも深まっていきます。
