こころとからだ

夫の性欲を減退させたい。

昨日ノーパン先生のサロンで開催した性の講座

講座終了後にある参加者から、このようなご質問が。

「夫の性欲を弱らせたいのですが、いい方法はありますか?」

疲れていて寝たいのに頻繁に求められて、ウンザリしているそう。

男としてはそんな精力ギンギンで、ちょっと羨ましい。。。

ただ、公の場で質問したくなるほど妻にストレスを感じさせている時点で、「不調和」が起こってしまっている。

妻をウンザリさせるほどの、性欲。

ご夫婦にとって「ちょうどいい」を超えて「過剰」になってしまっている。

で、陰陽論的には。

「過剰」があれば、対極の「不足」もセットで存在している。

で、経験上、まず「不足」があってその欠乏感を補うために「過剰」をつくってしまう、ということが多い。

なので「過剰な性欲を抑えようとする」前に「なにが不足しているのかを知り、それを満たしていく」ということをしたい。

具体的に、どうすれば?

・・・これですね、可能性は無数にあるので、「原因はコレです!」って言い切れないのですよ。

ご主人がどんな人なのかも知らないですし。

サクッと答えられるレベルの質問ではなく、なんならこの質問の答えで2-3時間の講座ができるレベルなのです笑

なのですが、ご主人に当てはまるかはわかりませんが、典型的なパターンを挙げてみます。

「過剰な性欲」は「過剰な男性性」と置き換えることもできます。

1つの可能性としては、「過剰な男性性」を発揮してしまう裏に、「欠乏した女性性」があるのかもしれません。

例えば「共感力」も「女性性」ですが、その「共感力」が欠乏しているから、自分の性欲に妻がウンザリしていることにも気づけないわけですよね。

なので、ご主人が適度に女性性が発揮できるような方向性にもっていけると、過剰な男性性も落ち着いていくかもしれません。

ではなぜご主人は女性性が欠乏してしまっているのか?

これまた掘り下げていくといろんなパターンが想像できます。

が、今日はそこまでは書きません。

もうひとつ挙げるとしたら「外では男性性を抑圧して過ごしている」という可能性。

例えばですが、仕事では周りに気を遣いすぎるくらい気を遣いすぎてしまい(女性性過剰)、家ではその反動で男性性が過剰になっている、という可能性。

まぁ、あくまでも可能性です。

ほんとうの原因を突き止めるには、ご主人のことを知る必要があります。

で、パートナーシップは片方にだけ問題がある、ということはほとんどないので、妻の側にも変われることがあるはずだと思います。

ボヤっとしたヒントにしかならないかもしれませんが、↑に書いたことを元に、原因を探ってみてください。

「過剰」の裏には「不足」がある。

これは陰陽法則です。

今日はオンラインでグループ瞑想の日だったのですが、瞑想でほとんどの人がぶち当たる壁が「思考が鎮まらない」という現象。

それは「思考が過剰」ということですよね。

「過剰」の裏には「不足」がある、でしたね。

「思考が過剰」になっている人は、なにかが「不足」しているのです。

思考(過剰)を鎮めようとするよりも、対極の「不足」を満たす方がスムーズに調和がとれることが多いです。

そのための具体的な方法をお伝えしたときに書いた絵↓

「過剰」の裏には「不足」がある。

そういう視点で物事をみてみると、思わぬところに原因が潜んでいることに気づけるかもしれません。