12(水)に宮崎から大阪入りし、昨日13(木)から大阪での仕事がはじまっています。
昨日・今日・明日の3日間は、↓の場所をお借りしての施術です。

そして昨日の夜は講座も開催しました。
ここ数年の大阪出張での施術や講座に継続してお越しくださっている方々。
にあわせて、かなり久しぶり(10年ぶりくらい?!)にお会いできた方々も。
継続して参加してくださっているのはとてもありがたいことですし、久しぶりに僕のことを思い出して講座にいらしてくださったこともうれしいです。
これを読んでくださっている方の中にもしばらくご無沙汰な方々もいると思いますが、もしまた気が向いたら会いにきてくださいね♪
で、その講座を受講されたIさんからいただいたご感想の一部です↓

「甘いもの欲と過剰な食欲が抑えられている気がします!」
おぉ!
昨日の講座は「心地よく春を迎えるために」みたいなテーマでした。
「心地よく春を迎える」ことと「甘いもの欲や過剰な食欲が抑えられる」ことに、なんの関係が?
それがね、関係あるんですよ。
ご感想の中に「陰のケア」と書かれていますが、それは五行的には「水(腎)のケア」でもあるんですね。
「冬」は、五行だと「水」
「春」は、五行だと「木」
春を心地よく迎えるためには「木」が心地よく巡った状態になりたくて、「木」を心地よく巡らせるためには「水」のサポートがほしいんです。
逆に「水」がストレスによって乱れている状態だと「木」のサポートがうまくいかないので、まずは「水」を調えるところから入りたいんですね。
その「水」を調えるためのケアが、「陰のケア」
で、Iさん、おそらく「水」がストレスで乱れていたんだと思うんですね。
原因はいろいろ考えられますが、たとえば寒さからの「冷え」とか、「我慢」とか、「不安」とか。
そういうのを溜め込んでしまって(そもそも「溜め込む」が「水」)、「水」がストレス過剰な状態になっていた。
「水」がストレス過剰な状態だと、やっぱり不快なわけです。
不快だから、カラダは本能的になんとかしようとします。
こうやって↓

「水」の過剰なストレスは、「土」によって抑制できる。
五行の相剋関係。
で、「水」のストレスが過剰であればあるほど、抑制する方の「土」のエネルギーも出力を高めなきゃいけません。
ストレスが強ければ強いほど、なだめる方にもエネルギーが要るんですよね。
じゃあどうやって「土」のエネルギー出力を高めるのか?
その手段のひとつが「甘いものを食べる。(甘いもの以外でも)いっぱい食べる。」なのです。
Iさんは、過剰な「水」のストレスを抑制するために、「甘いもの欲。過剰な食欲。=土の出力アップ」が必要になったんですね。
ここでまず手をつけたいのは「甘いもの欲や過剰な食欲を抑えること」ではないことがわかりますか?
それは「結果」であって「原因」ではない。
「原因」は「過剰な水のストレス」
だから「水のストレス=水の偏り」を調えることが、原因へのアプローチになります。
で、昨日ご紹介した「陰のケア」には「水を調える効果」があった。
それを実践し、水が調ったことで、土で抑制する必要がなくなった。
だから、甘いもの欲と過剰な食欲が抑えられた感じになった。
のだと推察します。
「意に反してつい食べ過ぎてしまう」という方、少なくないと思います。
「なぜ過剰に食欲が湧いてしまうのか」
現代人に多いあるあるな原因について、また近々書きたいと思います。
Iさん、「陰のケア」地道に続けてみてくださいね!

