こころとからだ

押し入れの奥に封じ込めた生ゴミ

本日、沖縄出張施術3日目。

施術終了後に5㎞走り、サウナ⇔冷水を3セット。

そして牛丼大盛りを食べて、台無しにしました。

ワイルドだろぉ?

ということで、本題です。

沖縄に店がある頃から定期的に、そして東京移転後も沖縄出張の際は毎回施術を受けてくださっている、Mさん。

前回11月の施術の際に、カラダの反応的にもご本人の意思的にもタイミングがきたので、それまでにしてこなかった踏み込んだアプローチを。

からの、2カ月ぶりの今日の施術。

「前回の施術のあと、どうでしたか?」

「すっかり忘れていたトラウマ的な出来事をいくつか思い出してしまいました」

トラウマの中には、心の奥深くに押し込めて封印されているものもあります。

封印し続けているうちに、その存在さえ忘れてしまったものも。

それで問題がない、あるいは気にならないのなら、それでいいのです。

が、それが新たなストレスの種になってしまうこともある。

たとえば、処理できなかった生ゴミを押し入れの奥深くに封じ込めて、なかったことにした感じ。

表面的には、生ゴミの存在はわからなくなった。

でも、うっすらとゴミ臭が押し入れの外に漏れだしてくる。

くさいので、部屋に消臭スプレーをまく。

しばらくは臭いが消える。

でもそのうちまた臭ってくる。

また消臭スプレーをまく。

・・・みたいなことを繰り返していることもあります。

もちろん、その方法で問題がないなら、それでいい。

でも、Mさんには前回の施術時から「とりあえず消臭スプレー」ではなく「押し入れの奥の生ゴミを片付ける」というアプローチに切り替えるタイミングがきたんですね。

で、片付けようとすると、当然ダイレクトに悪臭が襲ってきます。

ですが、その過程は生ゴミを片付ける上で、避けては通れません。

「忘れていたトラウマ的な出来事を思い出してしまった」

というのは、奥に封じ込めていた生ゴミの片づけがはじまったサインなんですよね。

しらんけど。

押し入れの奥深くに封じ込めてある生ゴミから片付けるのか。

あるいは消臭スプレーで誤魔化しながらやっていくのか。

どちらでもいい。

消臭スプレーが悪いわけでもありません。

ただ、人によっては「生ゴミから片付けるぞ!」ってタイミングがくることもあるんですよね。

しんどいですけど。

でも長期的な視点だと奥に生ゴミを封印したままで生きる方がしんどい、とも考えられます。

どちらがいいのかは、人それぞれですね。

でもMさんは生ゴミを片付けることを選んだ。

生ゴミの片づけ、引き続きサポートさせていただきます。