こころとからだ

別格。

昨日までの3日間の名古屋での仕事を経て、お隣の三重県へ移動。

毎年1月の恒例となっている、伊勢神宮参拝へ。

はじめてお伊勢参りをしたのは10年ほど前でしたが、

「ここは毎年足を運ぶべき場所だ!」

と強烈に実感し、それ以来毎年欠かさず参拝しています。

その前に、伊勢よりさらに南の志摩へ。

キレイな海を横目に、美味しい牡蠣をいただきました。

そして、伊勢へ。

最近、とあるお客さんとの話の中で、こんな話題に。

「やっぱり伊勢神宮は、別格ですよね。」

と。

その方も関東在住なのですが、年に1回はお伊勢参りをされているそうです。

「なぜ別格と感じるのか」

その体感を言葉で表現するのはすごく難しいのですが。

僕なりに言葉にできる範囲で表現をすると、

「人混み負けをしない圧倒的な場のエネルギー」

を、感じるんですよね。

最近の年末年始にも関東では有名な神社数社を参拝しました

いずれも混んでいた。

で、混んでいると神社の場のエネルギーよりも、人のエネルギーの方が気になってしまうんです。

僕の中で、場のエネルギーが「人混み負け」しちゃう感じがするんですね。

が!

伊勢神宮だけは「人混み負け」をしないのです。

今日も平日にも関わらず結構混んでいたのですが、にも関わらず場が放つ凛とした空気感を変わらず感じることができる。

僕が経験した限りでは、そんな神社はお伊勢さんだけです。

もちろん、あくまでも僕の主観でしかありませんけども。

ということで、別格・お伊勢さんへ。

まずは外宮から。

過去記事で何度も書いているのですが、外宮の古殿地という場所が、僕にとっては特別すぎる場所。

伊勢神宮全体が別格なのですが、特に外宮の古殿地は、別格オブ別格。

毎回そこに立つたびに、涙が溢れてくるのです。

自分でもなぜだかわからない。

今日もそこに立った瞬間に鼻の奥がツーンとして、涙が溢れてきました。

こんな場所、ほかにはないんですよ。

なぜこんなにも身体が反応してしまうのか。

理由がわからない。

でも、わからないままでいい。

ちなみに伊勢神宮は「式年遷宮」といって20年に1度、正宮・正殿を造り替えて移動する儀式があるそうで。

古殿地というのは、前回の式年遷宮前に正宮・正殿があった場所。

そして次の式年遷宮の際に、また今の古殿地に正殿が移ってくる。

次の式年遷宮は8年後の令和15年。

正殿が移ったあと、その場での身体の反応はどうなるのか?

すごく楽しみ。

「最低でもあと8年は生きたい」

という生きるモチベーションのひとつになっています。

そして、内宮へ。

内宮にも内宮の古殿地があります。

ここです↓

外宮もですが、内宮も、正宮・正殿よりも古殿地の方がパワーを感じるんですよね。

理由はわかりません。

わからないままでいい。

と、外宮⇒内宮を参拝したのち、赤福を食べて帰りました。

お伊勢参りは僕の人生において欠かせないものになりました。

ここでしか体感することのできない、生きる上ですごく大切な感覚を深く味わうことができます。

来年もまたお伊勢参りができますように。

謙虚と感謝をなるべく忘れないように日々を過ごしていきます。