こころとからだ

深呼吸≠大呼吸・強呼吸

「深呼吸をしてみてください」

と言われたら、どうおこないますか?

「深呼吸」と画像検索をすると、↓のような画像がたくさん出てきました。

深呼吸をしようとすると、
まず、

「腕を広げ胸を広げ大きく息を吸う」

みたいなことをしませんか?

一般的にそんなイメージがあるように感じるんですね。

でも、

「大きく息を吸う」

というイメージな時点で、それは深呼吸ではなく「大呼吸」です。

そもそも「呼吸」は文字通り「呼気」が優先。

どちらかというと意識したいのは、呼気の方。

「大きく息を吸う」という意識を優先するのは「深呼吸」ではなく「大吸呼」なのかもしれません。

呼気を意識する。

そしてその呼気を「深く」おこなう。

「深い呼気」とは?

自動的にカラダの「深部」が使われるような呼気。

「強く」息をはくと、カラダの表層が使われやすい。

深部を使うには「弱く(細く)・長く」はく。

「なるべく細長く」息をはいていくことで、カラダの深部が使われてきます。

逆に、カラダの表層がこわばっていると、細長い呼気がしづらい。

呼気を細長くしていくと、カラダ表層のこわばりが緩んでくる、ともいえます。

何秒くらい細長い呼気を続けることができますか?

まずは<10秒×5セット>を目標に。

クリアしたら、次は<11秒×5セット>

という感じでクリアしたら1秒ずつ伸ばしていき、<30秒の呼気>ができるよう、目指してみましょう♪