こころとからだ

<特別>と<大切>の違い。

どうしても「特別なもの」に価値を感じがち。

「大切なもの」って「地味」で「当たり前」のこと。

逆に「特別なもの」は「当たり前ではない」から「特別」なわけで。

極端な例ですが、わかりやすく対比するために。

「歯磨き」と「海外旅行」

どちらが「特別」でしょうか。

海外旅行ですよね。

でも、

「今後いつでも海外旅行に行かせてあげるから、その代わり一生歯磨きはしちゃダメです。」

となったら、つらくないですか。

歯磨きって「特別」なイベントではないですが、でも生活に欠かせない「大切」な行為です。

海外旅行に行けないのと、歯磨きができないのと。

どっちが困るか。

まぁ、どっちもやればいいのですが笑

地味で当たり前=大切なことに、価値を見出すことができるか。

もちろん特別なイベントは、人生の彩りを増す上で効果的なスパイスになります。

なので、もちろん否定しているわけではなく。

でも、特別なことに価値を置きすぎてしまって、大切なことに価値を見いだせなくなるのは、深いところで人生の質を落としてしまうような気がします。

特別ばかりに価値を見出すから、当たり前の日常では満たされない。

欠乏感を感じてしまうのかもしれません。

大切なもの⇒<あるのが当たり前で、なくなったらとっても困るもの>

特別なもの⇒<あったらとてもうれしいけど、なくなっても実はあまり困らないもの>

「自分の日々は大切なものに囲まれている」

それに気づけるかどうかで、人生の質が一変します。

しらんけど。