東京に出てきたのが2年前、2022年の8月下旬。
それまでに沖縄で歯科治療・メンテナンスを終えていました。
「自覚症状がなくても定期的にチェック・メンテナンスに通おう」
と思っていたのですが、つい先延ばしにして2年が経過。。。
そして数カ月前、詰め物が取れました。
「ま、いっか。」と、放置(すぐいけよ)
そしてさらに2週間ほど前に、別の歯の詰め物もとれて。
いよいよ重い腰を上げ、行ってきました。
東京にきてからは、初めての歯医者。
うちの店の周り、めちゃたくさんあるんですよ、歯科医院。
ちゃんと数えてないですが、半径500メートル以内に少なくとも10院はあるんじゃないんですかね。
その中から適当に選んだ院へ。
「詰め物がとれた歯に詰め直して終わり」
とはならず、その歯の根っこの部分に菌が入って炎症を起こしてしまっている、とのことで。
根っこの治療をやり直すことになりました。
で、根っこの治療の時に、コレ↓を装着されたんです。
あとで調べたら「ラバーダム」っていうらしいですね。
知らなかった。
初めての経験でした。
詳しい説明もなく「ゴム入れます」だけ。
く、くるしい。。。
↑の画像でみると口の中をゴムで覆っているような感じですが、僕の体感としては口の中にゴムの塊を突っ込まれて塞がれた感じでした。
鼻にもゴムがかぶさっていて、スキマはあるので呼吸はできるのですが、息苦しい。
これまでにも何度かこのブログにも書いたことがあるのですが、僕はパニック発作持ちなんです。
閉塞感・圧迫感と、そこからくる息苦しさがチョー苦手。
一番きついときよりはだいぶマシになったとはいえ、まだ残っています。
で、ラバーダム装着の際に、そのパニック発作が起こりかけたんです。
「やばい!」
と感じて、
「ふひはへん。ふふひいへふ。(すみません、くるしいです)」
と訴えました。
すると歯科医は・・・
「大丈夫です。」
ええ~!?!?!?
その「大丈夫」は、誰基準?何基準?
「これまでにこの治療法をやってきた人はみんな大丈夫だったから、大丈夫」ってこと?
いや大丈夫じゃないから、訴えてるんだよ。
我慢できるなら、するよ。
目の前の患者が「苦しい」って訴えているのに、「(棒読みの)大丈夫です。」でそのまま続けようとする。
「ひは、ほんほひふふひひんへ、はふひへほはへはふは(いや、ほんとに苦しいんで、はずしてもらえますか)」
そこまで言って、やっと外してくれたんですが。
外す前も、外している最中も、外したあとも、ずっと無言。
いやなんか嘘でもいいからちょっとは心配するそぶりとかないのかよ。
まぁいいけど。
呼吸が落ち着いてきた。
「この治療、ゴムをつけないでお願いすることは難しいですかね?」
「私は構いませんけど。」
だから、なんだよその言い方。
まぁいいや。
「じゃあ無しでお願いします。」
ゴム無しだと全然大丈夫でした。
で、治療を終え。
「さっきのは教科書的には正解の治療法なので。強制しようとしたわけではないので。」
気にかけるそぶりはゼロで、「おれは正しいことをした。おれは悪くない。」というアピールだけしてくる。
いや別に治療法は責めてないから。
歯科医としての専門知識・技術はあるのかもしれないけど(素人なのでそれもわからんけど)、それ以前に人として大事なものをどこかに置き忘れてきてないか?
サービス業並みのホスピタリティを求めているわけではないですが、それにしてもひどいなと思って。
「専門性が高ければ(腕が良ければ)、心遣いは求めない」
という価値観の方もいると思います。
合理的な男性脳ですね。
でも僕は、どんなに専門性が高かったとしても、「こいつ人として終わってんな」と感じた瞬間に、身体に触れられたくなくなります。
女子か!
歯科医と僕(手あて屋)では、いろいろと大きな違いがあります。
なので、まったく同じ土俵で比較できる対象ではないですが。
「人様の身体に触れる」という点においては、共通しているので。
今回患者側として不快な思いをしたおかげで、逆に自分が大切にしたいことも再確認できました。
そして、僕も自分では気が付かないところで、お客さんを不快にさせる関わり方をしてしまっていることがあるかもしれません。
<人のフリ見て、我がフリ Now on Sale!>
という、ことわざがあります。
今回の件、あらためて僕自身の教訓にしたいと思いました。
そして。
「その歯科医のその対応が、なぜここまで不快に感じたのか。」
自分の心に問いかけてみました。
僕は、他人に雑に扱われるのが、すごく不快なようです。
いや、それはみんな不快だと思いますけど笑
僕の場合は、普通の人より「雑に扱われる」の基準がちょっと繊細な感じがしますね。
そもそも「普通ってなに?」って話ですが。
マシになってきた感じはするけど、まだまだ自己肯定感が低いのかもなぁ、とも思うし。
一方ではその繊細さがあるからこそ、いまのスタイルで仕事ができている、ともいえる。
結論としては「とりあえず、ま、いっか。」という感じで。
歯科医への愚痴はもう終わり。
ここに吐き出してスッキリしました♪
歯科医院への定期通院、大事ですね。
自分のお客さんには自覚症状がなくても定期的にメンテナンスしてほしいって思っているのに。
歯に関して、自分ができていない。
それを考えると、毎月うちに通い続けてくれているお客さんたち、ほんとうに素晴らしいですね。
尊敬の念が増しました。
いつもありがとうございます。