こころとからだ

個性と偏り

ちょうど1週間前の土日に陰陽五行講座を開催しました。

6時間×2日で、計12時間。

東京在住の方々に合わせて、
なんとはるばる札幌からご参加いただいた方も!

皆さん貴重なお時間をいただきありがとうございました。

自然界に存在するエネルギーを2つに分類し、
法則性を元に現象を紐解いていくのが、
陰陽論。

さらに、
陰を「金」と「水」、
陽を「木」と「火」に細分化し、
そこに「土」を加え、
5つのエネルギーの法則性からあらゆる現象をひもとくのが、
五行論。

自然界のすべての存在は「木・火・土・金・水」の5つのエネルギーを含んで構成されていて、
その存在の性質によって配分が違う。

もちろん人も自然界の一部なので、
人もその5つのエネルギーによって構成されていて、
人によってその配分が違う。

「木・火・土・金・水」のエネルギーを1~10で表すとすると、
Aさんは「7・8・5・3・4」で、
Bさんは「4・3・7・6・8」のように。

そういうエネルギー配分の違いが、
見た目にも出るし、
体質・性格などにも反映されてきます。

それが「個性」です。

もちろんそのエネルギー値は常に一定というわけではなく、
状況・状態によって変動します。

が、基本性質みたいなものは、あるんですね。

それが個性。

で、それぞれのエネルギーには、

①ちょうどよく発揮されている状態

②発揮されすぎてしまっている状態(過剰)

③あまり発揮されていない状態(不足)

ざっくり分けて↑の3つの状態があります。

五行的には、

「自身の基本性質がそれぞれちょうどよく発揮されている」

という状態が、

「個性が発揮されている=自分らしい」

状態。

といってもいいかもしれません。

ただ、

「5つのエネルギーがすべてちょうどよく発揮されている」

なんてことはほとんどなくて、
誰でも多かれ少なかれ、
過剰なエネルギーや不足しているエネルギーがあります。

その過剰や不足の状態が、「偏り」

偏りが大きければ大きいほど、ストレスも強くなる。

ストレスとは、偏りのことなんですね。

五行でいうとどのエネルギーがどう偏っているのか。

その偏りの原因はなにか?

その偏りを調えるためにどうすればいいのか?

陰陽五行を学んでいくと、
そういうことがわかるようになってきます。

わたしたちは自分の意思で生きているようで、
でもわたしたちの存在も自然界の一部でしかないので、
自然法則に沿って生かされている部分も多々あるのです。

無自覚・無意識でも、
信じていなくても興味がなくても、
誰でも自然法則の影響を大きく受けながら生かされています。

なので自然法則を知るということは、
自分を生かしてくれているエネルギーを知る、
ということでもあります。

僕にとっての陰陽五行は、
その自然法則の学びです。

「わたしがわたしらしく生きていくための学び・気づき」

そういうものが、陰陽五行の中に含まれています。

もし気が向いたら、タイミングが合えば、
そんな大切なことをともに学びましょう♪