表面化した現象だけをみて、
あーだこーだと自分や他人を評価する。
やってしまいがちです。
ですが、
その現象が表面化するに至るまでのストーリーが、
必ず存在します。
そのストーリーが想像できると、
印象が変わることがあります。
以前、オンラインの陰陽五行講座で紹介した事例。
「キッチンドリンカー」になってしまった、Aさん。
お酒がやめられない、
お酒の量がどんどん増えていく自分を、
責めまくっていました。
でも、
そうなってしまうまでのストーリーが腑に落ちたことで、
自分を責めるエネルギーが軽くなりました。
過去ブログでも紹介しているので、
よかったら読んでみてください。
表面的には「悪いこと」にしか思えないようなことでも、
ストーリーをたどっていき全体として観ると、
「そうなるべくして、そうなった。」
ちゃんと理由があるんですね。
表面化した現象の背景にあるストーリーを、
「辻褄が合うストーリー」として想像できるようになると、
問題の本質がみえるようになってきます。
問題の本質がみえることで、
表面化した現象だけをみて自分や他人を責める・否定するエネルギーが軽くなる。
「辻褄が合う」というのが、ポイントで。
そして「腑に落ちる」というのも、ポイント。
目に見える姿だけで良い⇔悪いとジャッジしてしまうと、
その人・物事の本質がみえない。
超高速で自転車を漕いでいる女の子が、
横を通り過ぎて行ったとして。
「チッ!あぶねーな!」
とイラつく人もいるかもしれない。
でも、
バイクで出かけていったお兄ちゃんに忘れ物を届けるために、
必死だったかもしれない。
そんなストーリーが想像できると、
印象が変わり、
ちょっと優しい目で見られるようになりそうですよね。
・・・ネタを挟んでしまいましたが。
表面化した現象だけに囚われず、
その背後にある「辻褄の合うストーリー」を想像する。
それができるようになってくることで、
自分にも・他人にも、
少しずつやさしくなるかもしれません。
辻褄の合う、腑に落ちるストーリー。
僕は陰陽五行を使って、想像するんです。
陰陽五行って、
自然の摂理が体系化されたもの。
自然の摂理だから、
辻褄も合うし、
腑に落ちやすい。
ということで。
「自分に・他人に、やさしくなるために。」
陰陽五行の学びを。