昨日のお客さん
数日前に受けたパーソナルトレーニングで、
トレーナーさんに
「腹筋が壊滅的です。」
と言われたと。
確かに、
ご自身でもお腹に力が入らないことや、
逆に首・肩・肩甲骨周りはガチガチになっていることを自覚している。
「いま、1番ストレスに感じていることは?」
仕事。
特に上司。
話を聴くと、
まぁひどい。
リーダー不適格な人が上に立つと、
部下はもちろんしんどいし、
その本人もしんどいと思うんですよね。
で、心理的ストレスも、
必ずカラダのどこかに蓄積します。
もちろん全身に影響するのですが、
「特にここ!」というポイントがある。
上司の話をしているときに、
特にどこにポイントがあるのか、
探していきます。
あった。
みぞおち。
その影響で、
肋骨やその奥にある横隔膜などの動きにも、
強めの制限がかかっていました。
腹筋のチェック、してみましょう。
なるほど。
力が入らないというか、
力の入れ方がわからなくなっている感じ。
横隔膜に制限がかかっていると、
腹筋(特にインナー)の働きにも制限がかかります。
この状態だと体幹が不安定になり、
メンタルもより不安定になりやすい。
呼吸もしづらいでしょう。
なので、肩周りが過剰にこわばってしまいます。
カラダにピンポイントの場所を訊いて、
じっくり手あて。
上司に向けている意識が、
そのままみぞおちに出ます。
すごい反発と抵抗。
それを外からコントロールして鎮めようとするのではなく、
丁寧に触れて、あとは経過を見守るだけ。
20分くらいかかって、
ようやく表面の反発と抵抗がおとなしくなりました。
その後もう少し、深部まで浸透させていきます。
そして、腹筋チェック。
おぉ!復活!!
ついでに肋骨や横隔膜の動きも復活しました。
ココロの重荷はカラダの重荷にもなり、
ココロの重荷をカラダからのアプローチですこし楽にすることもできるかもしれません。
みぞおちを見守るやっくん